半ぐれ銀行マンの天下取り】 52 岡野食品 3連発のストップ安 1
明美は二十四歳。
年は若いが、幼さはすでに影を潜め、その代わりに人の心を和らげ、同時に油断させる不思議な気配をまとっていた。
セミロングの黒髪を後ろでひとつに束ね、飾り気はないが、その素朴さがかえって愛くるしさを際立たせている。
岡野食品に潜り込んで十日。
総務として勤務する彼女は、課内の男性はもちろん、社内のあちこちから好意と羨望の視線を向けられる存在になっていた。
その中の一人が、工場の品質管理を担当する男だった。
几帳面そうな外見とは裏腹に、どこか疲れ切った影を背負っている男だった。
仕事終わりに明美はデートに誘われた 誘われた食事の席で、男は酒が進むにつれ、ぽつりとこぼした。
「……ここだけの話ですけどね。ここの品質管理、正直言って、でたらめですよ」
検査表はある。マニュアルもある。だが、現場では守られていない。 人手不足、納期の圧力、ラインを止めれば怒鳴られる現実。
「問題が出ても、“なかったこと”にされるんです」
それは愚痴でも告発でもなかった。明美の関心を惹く 下心からの発露だった
「総務の人に、現場を知ってほしいんです」
明美は静かに杯を置き、柔らかく微笑んだ。 これはチャンス到来だと快諾した
「今度、案内してくれます?」
その言葉に、男の目が驚き、明美の豊満な肢体を 盗み見るように嘗めた
総務課長には、「品質管理と総務の連携確認」という名目で 男が話を通した。 明美は工場に入る口実を得たのだ
そこで、決定的な光景を目にする。
食品を扱う作業場のすぐそばを、ゴキブリが這っていた。 しかも――岡野食品と印字された製品シールの上を。
明美は無言でスマートフォンを構え、シャッターを切った。
だが、その行動が男の不審感を起こした
「明美さん なんで撮影を?」
「えっ? そ、それは 総務として看過できないと思って・・」
「そんなことしたら僕の立場がまずくなるじゃないか!」
「すみません・・」と 素直に詫びたが 動揺したのがまずかった 男の目が光った
工場奥の人目のない部屋に連れ込まれた、 男は入口のドアを中からロックした
「な、なにをするんですか!」 突如、男は襲いかかってきた
男の臭い息が顔にせまり キスされた 明美の抗いを強い力で封じようというのだ
や。やめてーーっ 明美は必死に抵抗したが 男は強い力で明美のスカートを下げ パンストと一緒にパンティも一気に足元まで・・
こんな男に犯されてたまるかと アルミ枠の窓ガラスを思い切り叩き叫んだ
タダならない様子の明美を窓に見た従業員が・・
つづく