年末のなんとなく 心寂しい詩を書いてみた
もみぢ散る 年の暮れの園に ひとり立ちて
君が名を 口にせずとも 胸はそれを覚えゐる
かつては この道を
並びて歩み 風吹けば 笑ひ合ひしに
今は 葉のみが行き交ひ
言の葉は地に伏したまま 拾はれず
恋は 終はりしと言ふには早く
続きしと 言ふには あまりに遠し
光陰は 矢のごとく我らを追ひ越し
別れの理由さへ 時に溶け色を失ひぬ
もみぢは 惜しまず散り枝に戻らず
人の恋もまた同じ道を 辿るのみ
あはれ 恋とは果実にあらず
記憶として年の瀬に 静かに積もるものなり
コメント
2025/12/29 13:41
2. 詩人〓
返コメ
2025/12/29 12:43
1. 年の瀬に安らぐものが無くてもただ人恋し。
返コメ