出会い系のお笑い実態 Part2
それは「人生に何か起きてほしい人間」が、
スマホ片手に静かに課金されていく現代の娯楽施設である。
ジェットコースターはないが、感情の上下動だけは一人前だ。
登録すると、まず奇跡が起きる。
なぜか全員こちらに好意的で、写真はモデル級、文章は丁寧。
世の中がこんなに優しかったら、戦争は起きていない。
ここで人は思う。
「意外といけるかもしれない」
この一文が、すでに入口料金である。
やり取りは楽しい。
仕事の愚痴にうなずいてくれ、体調を気遣い、
こちらが言いたかった言葉を、先に言ってくれる。
気づけば一日の終わりが、少しだけ軽くなる。
ポイントも、少しずつ軽くなる。
会う話が出ると、物語は佳境に入る。そして飲み食いのデートに一応は移ったとする。
そこから なぜか、相手の人生にイベントが発生する。
体調不良、急な残業、親戚の不幸。
不思議なことに、こちらが「今日なら行けます」と言う日に限って起きる。
人生とは、そんなに忙しかったのだろうか。(笑)
それでも会話は続く。
優しさは切れない。
ここがうまい。
人は「完全に逃げられた」と思うと諦めるが、
「まだつながっている」と思うと期待してしまう。
出会い系は、人間心理の博覧会だ。
そしてある日、静かに終わる。
返信は来ない。
ブロックでもない。
ただ、いない。
まるで最初から存在しなかったかのように。
残るのは、履歴と、少し減った財布と、
「まあ、いい経験だったな」という無理やりな前向きさだ。
人は学ばないが、納得はしたがる。
それでも出会い系はなくならない。
なぜなら、たまに本当に普通の人がいるからだ。
その「たまに」が、人を引き戻す。
宝くじ売り場と同じ理屈である。
結局、出会い系とは
恋を探す場所ではなく、
孤独を一時的に忘れるための雑談所なのだ。
高いか安いかは、人それぞれ。
ただ一つ言えるのは、
本気になりすぎると、財布と理性が先に帰宅する。
(笑)
コメント
1/12 9:10
2. そうですね(^_^;)
返コメ
1/11 16:17
1. 深入りはまずいですね。
日記コーナーで楽しく遊ぶにはいいサイトだと思って楽しんでます。
返コメ