戦争小説 【クソ中国、クーデター勃発】 主席、銃弾に斃れた
すでに疲弊していた。経済成長は止まり、統計は改ざんされ、都市には失業者が溢れていた。
夜になれば高層ビルは闇に沈み、電力不足と物流停滞が日常になる。「大国」という仮面は、内側から静かに剥がれ落ちていた。
指導部は現実を否定し、強さを演じ続けた。だが軍は知っていた。このままでは国家が音もなく崩れることを
。経済の失速は政治の正統性を奪い、政治の空白は武力に置き換わる。それは、この国が繰り返してきた歴史だった。
決定的な夜、
主席は安全と信じ切った会議の席にあった。合図とともに、親衛隊の幹部が会議の席になだれこみ 銃を抜く。至近距離の一発。
叫びも抵抗もなく、政権は終わった。主席は「国家を救えなかった」という名目で裁かれ、処刑されたわけだ゛
同時刻、第二の号令が走った
人民解放軍参謀長 鄧 烈鋒の号令一下
会議室の外に控えていたのは親衛隊ではない。参謀本部直轄の特殊部隊だった。扉が同時に開き、銃声が連なる。
老将も、党との橋渡し役も、躊躇を口にした実務派も、等しく倒れた。選別は正確で、迷いはなかった
彼らは反対派ではない。不要品として処理された。
鄧 烈鋒は 決起した兵を前に静かに言った。
「迷う者は、もういない。次は、外だ」
内向きの改革ではもはや持たない。世界の形そのものを変えなければ、
この国は敗者になる。そう結論した瞬間、クソ中国はついに一線を越えようとしていた。
つづく