小説 【会津のエロ家老 西郷頼母】 4 舞う小判に素っ裸の美女たち
頼母が自宅謹慎を命じられた その2年後
八月十八日の政変が起きた。
長州は京都から叩き出され、会津はその先頭に立たされた。
朝廷を守ったはずの働きは、いつの間にか「朝敵を生んだ罪」へとすり替えられる。
正義とは、勝った側の言い分を後から貼り付けた札にすぎぬ。
この頃である。頼母が白河藩地との国境に屋敷を構え、昼夜の別なく饗宴に溺れ始めたのは。
城下の緊張など、この屋敷には届かない。
集められた女たちは、溢れる酒、笑い声。嬌態を演じ 頼母の目の保養となり 股間の満足度は想像を超えた
戦支度の血の匂いはなどは、甘ったるい香にかき消された。
「アホどもは、勝手に死に場所を探しとればいいのだ」
頼母は、そうせせら笑う。
京で斬られる者、城下で米を削る者、忠義を盾に立たされる者 実に愚かなことだと頼母は思った
遊興資金はどこから出たか。 問うまでもない。
頼母は勘定奉行と結託していた。 帳簿を預かる男。 数字を動かすだけで、真実を消せる男 佐竹という男は頼母と昵懇の間柄だった
兵糧購入、武具修理、移送費用――
名目はいくらでも作れた。その口実で まんまと6万両をせしめていたのだ
6万両。藩が傾く額である。
だが帳面は整っていた。 整いすぎているがゆえに、誰も声を上げられない。
盗みは、夜盗のように忍び込むものではない。格式ある印と、忠義の名の下で、堂々と運び出される。
頼母は言った。
「負け戦に忠義を立てるほど、人生は安うない」 「金は、次の時代に仕える者のためにある」
女たちにいった 終生をわしのために仕えよ そのかわりこの金もって親御に届けよ と
100両 200両と 投げ銭のように与えると 女たちは
素っ裸になり その舞う小判を拾うのである (^.^)
「わははは 楽しいのお これぞこの世の極楽じゃ」と頼母は目を細めた
佐竹もその通りよと 女の股間の身を沈めて 歓喜の声を挙げた
つづく
コメント
2/1 7:27
1. プチ官能小説ですね
英雄色を好む♪
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