先月の暮れのこと。

短大卒19年目（後3ヶ月で勤続20年表彰なのだが）の業務の女の子が退職した。
イギリスへ留学するのだそうだ。

まぁ随分思い切った選択なのだが、独身だし、ずっと夢を持っていたので、「頑張れ」とばかりに盛大な送別会を開いた。

部の行きつけの居酒屋を貸し切り、30人の送別会。


男は20人、女は10人で、宴もたけなわ、座席もシャッフルして、ワイワイと。

ぼくの隣で、去年の新入社員に絡んでいた、とある課長40歳。彼氏はいるのか、かわいいから男はほって置かないだろうとか、セクハラすれすれのエロトーク炸裂

やがて、新入社員は上手くかわして席移動

そこへ代わりに座ったのが、50歳直前のベテラン女性。

とある課長は、今度は彼女に絡み出す。

西岡（仮名）さんは、「パイオツカイデーの熟熟女」と言いながら、胸を揉んでしまった


バッシンと平手打ち一発


奴は3メートル吹っ飛んだ


こりゃーヤバい


慌てて彼女の怒りを鎮めようと割って入るぼく、正統派びいくん


び:「西岡さんごめん酔っ払っての悪行、おれの管理不行き届きだから、ごめんなさい」


と頭を下げてなだめに入る。


ぼくも一発殴られる覚悟で、西岡さんの顔を恐る恐る上目遣いで見上げる。


すると彼女が発した言葉。

西:「だって、若い女の子にはデレデレしてたくせにさぁ、あたしには冷たくするんだもん腹立つわよ」


ぇそこ


胸の揉みかたの問題


思考回路が反転してた。


それじゃなにかい優しく揉んでりゃ吹っ飛ばなかったって話？


若い男の思考もわからなければ、熟成女の思考はもっとわからない、情けない部長の話でした。


やっぱオチはオレかい