人を成長させる原動力は『恥』
60代前半  石川県
2012/10/24 21:41
人を成長させる原動力は『恥』
この『恥』という言葉は『孟子』の中にしばしば登場します。


『恥の人におけるや、大なり。 機変の巧みを為す者は、恥を用うる所なし。 人に若(し)かざるを恥ざれば、何ぞ人に若くことあらんや』

(恥は、人を人たらしめるに最も大事なものである。 偽ることが巧みで、その時その場に応じて是非を変えるような人は、恥じるべきことに対しても恥じようとはしない。 足りない自分を恥じなければ、どうして人たることを得るだろうか)



さらに、孟子は


『人は、もって恥なかるべし。 恥なきこれを恥ずれば、恥なし』

(人は、恥がないようにすべきであろう。 しかし、恥がないとするような人であれば、これほど恥ずべきことはない)


とも言います。




『恥』という漢字は、「耳」と「心」からできています。

「耳」は「柔らかい」という意味を示すそうです。


つまり、『恥』の語源とは『心がなよなよと弱くなってしまうこと』なのだそうです。




自ら恥じることがないという人も、もちろんいらっしゃいます。


そのほとんどは虚勢でしょう…




しかし、そんな人が、もし人を責めれば、責められた人は何と思うだろう?




実際に私は、ここ数日というもの、冷静になる度に反省することばかり…


お恥ずかしい限りです f(^_^;




孟子が『恥がないとするような人であれば、これほど恥ずべきことはない』と言うように、訝しい人間に映ったことでしょう。



「『恥』を感じ反省する心」、それこそが人を外に向かって成長させることなのだと思います。


「聰明」の「聰」は、『恥』という漢字の「心」の上に「窓」を意味する…が付くことによって成り立っています。


肝に命じていきたいものです。




ちなみに漢字検定では

【聡】14画(8) 準1級←漢検では今ココ♪

【聰】17画(11)旧字.1級


になります b(・∇・●)
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