東海新報コラム 二連発
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☆★☆★2014年08月15日付
産経新聞のソウル支局長がネットのサイトに書いたコラムが大統領の名誉を毀損しているとして韓国大統領府が民事・刑事上の責任を追及することになり、地検が支局長に出頭を要請したという一連の流れがどうなっているか知りたいと思っていたら昨日の読売新聞が「韓国、批判的報道に圧力?」と大見出しで報じて解説してくれた。
▼この記事は当の産経も小さく報じ、他のメディアも取り上げぬかベタ記事扱いだったので話題にも上っていない。
しかし隣国のお家事情とはいえ、ことは報道の自由に関することである。
韓国政府の対応ははたして適切なのかどうか、行き過ぎではないかという論調などが百出してしかるべきなのだが、多くがダンマリを決め込んでいる。
▼読売が「報道機関が捜査対象となるのは極めて異例」として事の顛末を詳しく報じているのは産経と波長を同じくする〝僚紙〟としてさすが見かねたせいもあろうが、このコラム自体、引用ベースが韓国最大手紙「朝鮮日報」のコラムであり、韓国政府は同紙に口頭の抗議だけで済ましたが引用した産経には強権発動とは二重基準だろう。
▼もっとも産経のコラムには関係筋の噂話などが付け加えられていささか勇み足となったのは否めないが、慰安婦問題などで韓国政府には批判的な産経が「狙い撃ち」にあった観もあればこそ、読売の言う「圧力」の存在も同感したくなる。
▼ただ、他国とはいえ報道の自由の領域に韓国政府が踏み込むのは、韓国メディアにも足かせとなるおそれがあるのではないか。
☆★☆★2014年08月14日付
昨日の岩手日報が「自衛隊、靖国へ集団参拝」と2面トップで伝えていた。
「問われる政教分離」という中見出しだが、制服姿の集団で参拝はしても玉串料は私費で支払ったのならなんの問題があるのか。メディアはそろそろ靖国アレルギーから卒業してほしいものだ。
▼記事によると海上自衛隊の幹部らが毎年の遠洋航海前に100人以上が集団参拝を続けており、今年は同神社内にある展示施設「遊就館」を見学した際、休憩時間に各人の自由意思で昇殿したが、玉串料について防衛省は私費で支払ったと承知していると説明している。
となれば制服着用が問題ということになる。
▼記事を配信した共同通信の編集委員は、安倍政権による集団的自衛権行使容認によって自衛隊の任務の危険性が増す恐れもある中で両者(自衛隊と靖国神社)の「密接な関係」は今後、論議も呼びそうだ―と解説しているが、ここで取ってつけたように集団的自衛権に触れるあたり、初めに集団的自衛権反対ありきのメディアらしい。
▼例によって進歩的学者が政教分離規定に抵触する疑いありとコメントしているが、私的ならまったく問題ないとする別の意見こそ正解だろう。
かつては首相の参拝にすら誰も異論を唱えなかったものが、中韓が途中から横やりを入れるようになって追随するようになったのがわがメディアなのである。
▼問題があるのなら憲法ができた直後から疑義を呈さなければならなかったはず。
なのに外からイチャモンが出たら尻馬に乗って騒ぐというのはどんな料簡か?