【東海新報】党三役起用/二階はどんな悪事を企むか
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☆★☆★2014年09月04日付
第2次安倍改造内閣が船出した。これまでは比較的順風満帆だったが、一部乗組員が入れ替わった今度の航海がどのようになるのか、船長の舵取り一つとしてもまずは前途の平安を祈りたい。
▼新しい布陣を見て感じたのは対中国外交の修復に大きく舵を切ったようだということである。
中国と因縁浅からぬ谷垣禎一氏を党幹事長に、二階堂俊博氏を総務会長にそれぞれ登用したことがその根拠である。
首相は「常にドアは開けている」と語るが中韓とも向こうから歩み寄る様子は見られない。
▼しかしこちらから譲歩してすり寄る必要はないのだ。首相も内心はそう考えているはずだが、中国市場に軸足を移しだしている財界からは国交回復を急げという声が強まっているのは明らかで、そうした状況を斟酌した人事と見て良かろう。
▼しかし自分の選挙区に江沢民像を建てようとした二階堂氏のような媚中ぶりは、真の日中関係樹立にアダをなす場合もあり、首相はそうした党内事情や時流に流されずに大局観をもって今後にあたってほしいものである。