コピペる【絶滅危惧種】『六分の侠気 四分の熱』【カープ黒田】
『東海新報』
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☆★☆★ 2014年12月28日付
こんな侠気(おとこぎ)のある政治家が多数いたら、日本はどんどん良くなっていくだろうなと感慨にたえないものがあった。
米球団ヤンキースからFA(フリーエージェント)となり、去就が注目されていた黒田博樹投手が古巣の広島カープに戻るいきさつを知ってのことである
▼野球に関してはチョー門外漢だが、黒田の活躍だけは時折テレビニュースで見て知っている。
かの人気チームヤンキースで抑えの主力として登板するたび見事期待に応える同選手も来年は40歳。
そろそろ身の振り方も考える頃なのだが、どうしてどうして球団は残留を熱望、他の複数球団も加わって争奪戦が繰り広げられているという
▼しかし本人は熟慮の上、カープに復帰することを決意した。
幾多の日本人大リーガーが思ったほどの成績が挙げられずに失意のまま日本に戻るのとは異なり、大リーグでも旬の存在なのになぜUターンするのか?
彼は言う。
「今の僕があるのはカープのおかげ。 帰るならカープ、それもバリバリやっている時に帰りたい」
▼実に泣かせるセリフで、高倉健の 「不器用ですから」 と同様、日本人の琴線にがんがん触れるではないか。
なにしろ大型補強を目指すパドレスからは年俸21億円が呈示されたのに、カープが用意した年俸は4億円。
小欄なら間違いなくパドレスに移るだろう
▼侠気などという言葉は生国の日本でもいまや絶滅危惧種で、 「六分の侠気四分の熱」 などと歌った時代を懐かしみつつも、誰もが21億円に走るのが時代相というものだろう。