夜になりご主人様がお家に帰って来ました


ただいま～！みーワン帰ったよどこかな？


ご主人様は可愛いみーワンを捜します手には子犬用のおやつを持っています。


ぇ…これは一体


ご主人様は散らかった部屋を見て驚愕しました。ぐちゃぐちゃになった書類、足跡がついたパソコン、床に広がる下着、何故か付いているAV…


みーワン


ご主人様はカンカンになり部屋中を見てまわります。…すると布団の上で丸まった小さな塊を見つけました。


ここに居たのか…起きろみーワン！


ワンワン


みーワンはびっくりして飛び起きました。


みーワン来なさい！


キャインキャイン


ご主人様はみーワンの首輪を掴むと散らかった部屋を見せました。


コレはお前がやったんだろ？…朝、あれだけ俺のモノには触るなよ！って言っといたよな？…


…


反省してんのか？こんなに散らかして


クゥーン…


みーワンは自分がやってしまったことに反省しました。


どうすんだよ！…って…子犬のお前に当たっても無駄だな…


ご主人様はため息をつきながらお部屋を片付け始めました。


みーワンはご主人様が床に落とした子犬用のおやつをこっそり持ち去り食べましたよほど空腹だったのでしょう。


…お部屋の片付けが終わりご主人様は部屋着に着替え夕ご飯の準備を始めました。


みーワンは大人しくお座りをしてご主人様がドッグフードを与えてくれるのを待っています


しかしご主人様はみーワンを無視し自分だけで食事を始めました。


クゥーンクゥーン


みーワンは甘えた鳴き声を出しご主人様の足元にすりよりました。しかしご主人様の冷たい態度は変わりません。


みーワンは諦めてトボトボと窓辺へ行きカーテンの裏に潜りお月様を眺めました


今夜は満月です…。


ぁ……あれ？…


みーワンはお月様の光を浴びたとたん可愛い女の子になってしまいました。


その時ご機嫌斜めのご主人様の声がしました。


みーワンほらご飯あげるから出ておいで


ご主人様！…


裸にオレンジ色の首輪がついた女の子は声のする方へ歩いていきました。


みーワンまたイタズラしてるんじゃなっ……


ご主人様は足を止めた。目の前には裸の女の子が立っていました。


つづく……