若い頃､精神的に弱かった


いつも､周囲に励ましてもらった


励ましてくれていた人達が､何もなく､幸せだったかと言ったら､そうではなかった


家族､仕事､恋愛､病気…

自分や､自分の身近で降りかかる困難と逃げずに向き合っていた


私を励ましながら､笑顔の底には､現実と戦っていた姿に感謝をした



そして､自分自身のために､支えてくれた人たちへの恩返しのために､日々､強くなりたいと心に願う中で､段々と､なりたい自分になっていった





現役のｻｯｶｰ選手が､後輩があまりにも惨めな負け方をした時､かけた言葉

｢下を向く必要はない

前を向いて

笑顔を忘れずに｣



日本を代表する大ﾍﾞﾃﾗﾝが口にした言葉が､とても印象的だった


そのﾍﾞﾃﾗﾝ選手自身も､ﾌﾟﾗｲﾄﾞをｽﾞﾀｽﾞﾀにされるような経験をしてきた



ﾌﾟﾛとしての技術じゃなく､彼の口から出た言葉は､精神面を鍛えていくという事だった

とても､穏やかな表情で





女性のﾌﾟﾛｱｽﾘｰﾄの方の言葉


｢今までは､自分一人が頑張ればいいと思っていた

今は､何の為という事を考えるようになった

勝つためにこの場に来ている

ﾜﾝﾏﾝｼｮｰをするためではない

皆と励まし合い､団結しながら夢を実現するんだ｣と


闘い抜いて､夢が実現した時､彼女の両親が､

"あなたの姿が宝物だ"

と言った言葉が､私には､あまりにも心に響いた





周りから､とても慕われているﾄｯﾌﾟﾀﾞﾝｻｰ


｢失敗は､人間だから当たり前だと思う

でも､失敗をした時､そのあとにどうしていくのかで､人生が決まっていく｣と



彼も､一度は､業界では､｢もう死んだ｣と言われた


そういう人たちの口から出てくる言葉は､いつも一貫している



自分の苦難に裏打ちされた､真の強さ･たくましさを感じる


他人によく思われようとか､その場限りのきれいな偽りの言葉ではない





私も､自分の信念を大切に､周囲と楽しく励まし合っていける人間でありたい