朝､商品が入荷し､切り花の水揚げをします


花きちがいの私は､一つ一つゆっくりと眺めていたいところですが…


植物､特に切り花にとって､命である"水"に浸かっていない状態なので､素早く仕事をこなす事が大切になります





薔薇は､棘があり､指に刺さると､それは激しい痛みがあります


同業者でも､その売り場に並べる前の段階の大変な作業を嫌う人もいて…

美しい花には棘がある､なんて言われますが､私は､ﾏｲﾅｽな面より､薔薇そのものの､奥の深い美しさに惹かれます



苗･鉢物も､生きているから､一つ一つ手入れが必要ですよね



今は､花屋では種類の多い季節になるので､仕事はいくらでもあり､一日があっという間に過ぎていきます



でも､繁忙期以外は定時にあがるので､ｴﾌﾟﾛﾝを外し､私の楽しみの時間に入ります



仕事中はゆっくり見られなかった植物達を眺めて歩きます




か､買わないけど…




店内を歩いていたら､小さな女の子を発見



いつもの如く､吸い寄せられるように､後をついて歩いてしまいます



目が合って､笑いかけると､照れて逃げてしまいました(〃▽〃)



しばらくして…



花を見ている私に…話し掛けてくれて



お母さんが､私より向こう側にいるのに…(☆▽☆ )


緊張して､固まりながら､
｢金魚さんがいないの｣


ガーデンショップでは、めだかなども販売しています。



よく聞き取れなくて､お母さんが通訳してくれました



かわいくて

｢せっかく見に来たのに､残念だったね～

金魚さん､寒いからかなあ？｣



｢いないの｣
｢いないの｣



｢また､暖かくなったら見に来てね また来てね｣



ばいばいしましたヾ(^_^)



体力仕事で､身体は冷え切るのですが､大好きな植物と､小さなお客様に癒やされ､幸せな気分いっぱいで帰ってきました