町内のおとっつぁん
私の同級生のお父さんでね
同じ地域に住んでるのに
ちょっと小高い山のふもとに住んでるからか、やたらと訛りグセの強いおじさんがいるわけ
山の近くに住んでるから近くの山の番人?みたいな事を長年にわたってずっと管理してたんです無償で
毎月のように山に登り
山小屋的なものもあるから時には波とたん抱えて補修したり、
時には山の案内をし
大晦日でも御来光案内の為に登ったりして
なかなか出来る事じゃ無いからすごいなぁと思ってました
詳しくはバレるから言えないんだけど魚を扱う卸業者で昔働いてたのね
中学生の時そこが通学路だから通るんだけど、声が大きいし訛り強いし、年頃だから同級生の女の子は恥ずかしけんが話しかけてこんで!!って言ってたのが印象に残ってる
おまけに眉毛と鼻毛と耳毛が強烈で余計にね 笑
(頭はツルツル)
でもなんかねー、私は愛嬌があって気さくにどんな人にも話しかける人柄が好きだったなぁ
大人になっても構わずに公共の場でおっきい声で話しかけられると私も恥ずかしかったけど 笑
田舎あるあるで物々交換したりする間柄で
うちの長年のお得意様でもありました
もうそろそろ来店かな?とか思ったり
あんまり親しみ深いから勝手に
や◯ぐっつぁんて呼んでた
おとっつぁんみたいに
その娘さん、私の同級生なんだけど一人とワンちゃんと残されちゃったな…
これからどうするんだろ
兄妹はいるけどそれぞれ事情もあるやろし
この間もつい最近まで来てたお客さんが急に亡くなられました
どんどんお得意様がいなくなっちゃうな
まさかあんなに元気だったや◯ぐっつぁんまでこんな早くいなくなるて思わなかった
あと10年は元気にしてそうだったのに
人間って急な事に順応してかないわ
町内から名物おとっつぁんいなくなるて寂しくなるね
あの世でも気軽にいろんな人に多分話しかけてはいるんだろうけどね