見つめる先には
人は誰しも恋をするもの
それに気づいたのは
五歳くらいだった
テレビで男女が見つめあったりしているのを理解できたのもあるけれど
自分が通う幼稚園で
はじめて男の子に手を握られたのが大きかったのだろう
だけど
夫婦仲が今一つの環境で育っていた私は
恋愛とは
一時の病であるとも悟っていた
恋愛とはと追及した私は
「家庭」という組織に固執した
小学生になった私には
一字一句暗記するほど虜になった本が存在する
タイトルなど忘れてしまった
ただの1日のスケジュール
「お母さんは、朝ごはんを作りはじめます」
絵本のお母さんは笑っていて
ページの右端には時計の絵があり6時をさしている
「お母さんは、みいちゃんを起こします」
時計は7時
「気をつけてね」
時計は8時
というふうに
ただ、ずっと笑っているお母さんが
家族の為に1日を過ごす物語
今考えると
時計の勉強の本だったことは明白である
私は時計などには興味がなく
その本の主人公である
「お母さん」に強い憧れを持っていた
めくってもめくっても
お母さんは笑っているのだった
みいちゃんが下校する3時には
お母さんはクッキーを焼いていた
私は
母のクッキーなど
七年間生きて一度も見たことはない
だが私は
母にねだることなどなかった
毎日のようにその絵本のページをめくり
満たされていた
自分がゆーみだと言うことすら忘れて
私はその「お母さん」に甘えた
学年もあがったというのに
私は「お母さん」から離れられなくなった
しかしそれは
母への依存から
人間としての目標になった
私がなぜ
この「お母さん」に惹かれたのか
それは
この「お母さん」が
太陽のような人だからだ
いつも人を照らしている
そう
眩しいくらいに
みいちゃんや私は
向日葵なのだろう
いつも太陽を見つめている
「もっと私を見て」
と、私はみいちゃんに対抗していたのかもしれない
次第に私は
向日葵ではもの足りず
太陽を目指すようになった
目標というのは案外叶うものなのかもしれない
大人になった私は
ベッドの上で
「君は僕の太陽だよ」
と言われるようになった
向日葵のようなあなたを照らす
太陽でありたい
若い頃はそれに
一点の曇りもなかった
年を重ねても
もしかしたら私は
太陽のままかもしれない
だけど
一つ変化したことがある
求める相手が向日葵であっても
決して私を見てくれているからではない
一生懸命私を見つめてくれる向日葵には
後ろに必ず影がある
その影こそが
自分を認識できる
唯一の手段なんだと
ようやく理解できた
あとは
向日葵の
陰を
愛しく思えたなら
私は
みいちゃんのお母さんに近づくのかもしれない
※これは
あたくしのフォロワーさまぽちこさまから与えられたお題
♪五歳児
♪太陽
♪向日葵
3つを使用した
「作品」でございます
(* ̄∇ ̄*)読書感想文気分♪
フィクションか
ノンフィクションかは
あなたのご想像にお任せします(^_^)v
コメント
2018/08/22 20:53
32. >>26 ゆーみさん
君に囲われる
この感覚…
僕は悦に浸る…
そう
もう僕は君の…
愛の奴隷なのだ
君と離れるくらいなら…
一生
虫カゴの中で
君と共に…
生きていけることに
人生の幸せを見出します
こいたろう
返コメ
2018/08/22 14:25
31. >>30 ぽちこ(ニューカマー武将)さん
うふふふふふ
めーっちゃ
期待してます♪♪♪
《*≧∀≦》楽しみ
返コメ
2018/08/22 14:22
30. >>29 ゆーみさん
しばし熟考に入らせていただきますわ(´・・`)
完成したら日記にアップしますねー(´∇`)
あー
やっぱり言わなきゃよかったかも(ーー;)
返コメ
2018/08/22 14:18
29. >>28 ぽちこ(ニューカマー武将)さん
こぬぬつは~♪♪♪
え?ほんとですかぁ???
《*≧∀≦》めちゃ嬉しい!!
お題は
お酒
夢
鏡
でお願いしまぁす♪♪
返コメ
2018/08/22 13:49
28. >>8 ゆーみさん
こぬぬつはっ(´∇`)
僕も感激で眠れなかったよ(≧∇≦)
お返しに
なんかお題いただけたら
ちと書いてみよーかな と(´∇`)
返コメ
2018/08/22 12:45
27. >>25 nikkuさん
こんにちは
あはは(* ̄∇ ̄*)
ほんまに今日も暑いねぇ~
返コメ
2018/08/22 12:42
26. >>24 こいちゃんさん
こいたろうさま
いいえ
あなたは自由に
飛べなくていいのです
あなたは
根をはり
そこにいてください
そう
虫かごの中に。。。
ゆみぞー
返コメ
2018/08/22 12:34
25. ゆーみさま
君は眩しいくらいの太陽だ!
しかし、かなり暑いので少し隠れてほしい今日のお天気(@_@。
あっ!こんにちは(^0^)/
返コメ
2018/08/22 9:08
24. >>23 ゆーみさん
時に雲の様に…
自由に…
君の元へ…
行きたい…
時に…
降らす…
涙の雨も…
全て…
受け止める…
再びくる…
君の輝きを…
しっかりと…
根をはり…
待ってる…
僕の愛は…
逃げたりしないから…
こいたろう
返コメ
2018/08/22 8:38
23. >>22 こいちゃんさん
こいたろうさま
だーーーーかーーーーらーーーーーぁ
雲とデキてるんだって、あたし
やっぱ遠距離とかダルいしぃ
近場がいーわけよー
わかるぅ?
(-。-)y-~
10代あたりの
ゆみゆみゆみぞーより
笑笑
返コメ