12日20時に仕事が終わり
いざ家路にと車に乗り込むと同時に
妹から着信
父の様態が思わしくないらしいとの事…

私は職場から直で病院へ向かったので
１番に到着した

なんか１人では入りづらいので
車の中で待っていると
直ぐに一番下の妹夫婦がきた

父には何度も危ない危機があり
そこから何度も立ち直り
驚かされていた
またどうせ今回もそうだろうと
妹夫婦と話してると、
母と真ん中の妹到着

そして5人で病室へ

小さい病院だし、夜間だし、お盆休み
も入る頃のせいか
父の病室には誰もいなく
父１人ベットに寝ていた…

母が声をかけるが反応しない
体を触ると冷たい

口元に顔を近づけたり、頬を叩いたり
5人で反応を見る…

【えっ?もう亡くなてる？】

しかもかなり時間が経過してるのでは？

話によればもう夕方から
息が弱々しくなっていたとかいないとか？

当直の介護士さん？にこの後どうすれば？
と聞けば
早く引き取って欲しいと…

この態度にムッとしながらも
慌ただしく葬儀屋さんに電話やら
父の兄弟に電話

そして私は子供達に【じぃじに会いたいなら
早く顔を見てあげてー】
と、子供達を呼んだ

うちの子達が葬儀会場に到着し
うちのチビが早速父の顔のハンカチを
取り一言
【じぃじイケメンじゃん～】
で皆、笑う…😧


母と私と一番下の妹が同じダルマ体型で
黒い服を着ると見分けがつかないと
甥っ子、姪っ子達も笑い

父の遺言で葬儀は質素で少なくを
守りたい母は
なんでもかんでも１番安いのを
って主張しすぎて
遺影が葉書サイズの写真となり

顔が見えないと親戚のヒソヒソの
話に反応し
【そんなに顔が見たきゃ双眼鏡持参して
下さい】の一言で笑い

涙なんて無かったような気がします。

当初25人の予定の葬儀も
参列者は70人強

葬儀が終わったのにも関わらず
母の家には毎日数人は
お線香の一つでもと噂を聞いた
知り合いが訪れてるようです。

晩年痴呆が進んでる頃は
正直ウンザリしていた父も

元気な頃は人に尽くし
信頼も厚く頼られていたんだなぁ～
とあらためて感じさせられました。