本題に
入る前に





お姉→(死ね)のﾒｰﾙに対して



(死んでたまるか)→お姉
送り返してやったんです




すると…



















(殺す)と 返ってきました｡



















本題へ


(火曜日の夜８時に二人で行きまぁす)


て Kちゃんから
ﾒｰﾙが来てからの僕は…




日々どんな料理を
ｻｰﾋﾞｽしようか


悩み抜いていた




ﾛｰｽﾄﾋﾞｰﾌ

ﾁｷﾝ南蛮

美味しいｽｰﾌﾟ

あっﾃﾞｻﾞｰﾄも

いいﾜｲﾝも入れとこ





こんな感じで
色々考えて


火曜日を向かえたんです










火曜日の夜
7時半過ぎの僕は














(こんな不審者に気をつけて)

の人になっていた













｢いらっしゃいませ｣


｢あ あきらくん｣













ﾗ-ﾗ-ﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗﾗ







今葉にできなぁい
今ぁ貴女にあえて


ｳｰｳｰｳｰｳｳｰｳｫおおおおお















指名手配犯と
化していた
(懸賞金500万)くらいの








また 友達も
感じのいい女性でね
(女は愛嬌やな)




｢ねねこの人があきら君よ｣



｢あっ ども｣






みたいな








(ﾗﾗﾗはもうええな)
(小田和正も共犯になるわ)












僕は一生懸命
美味しい料理を
食べてもらいたくて
がんばりました








を飲んで
気分が良くなり


ﾁｮｸﾁｮｸ
厨房を覗きに来る



Kちゃん














ﾗﾘﾙﾚﾛ











料理も

お酒も

ﾃﾞｻﾞｰﾄも

ﾄｰｸも




Kちゃん達は
沢山笑って
満足げに
帰って行った





ありがとうございました







本当に
嬉しかったんです








その日から
Kちゃんは




何度も
何度も



同伴にｱﾌﾀｰ
休日は友達と




店に足を
運んでくれた





Kちゃんが
働くｸﾗﾌﾞの
お客さんも


(Kちゃんに聞いて来ました) とか






ほんまに
なんでやろ
って 思うくらい
よくしてくれたんです






色んな事も
話したし



(俺も飲みに行くから)
って 言っても


(もっと稼いでからね)
って 断るし









そんなある日





閉店間際に
Kちゃんが
酔っ払って
一人で来た


｢少しだけ飲ませてあきらくん｣


｢いいけど 大丈夫俺おごるからどっか飲みに行く｣


｢いいの ここで｣









またこの
怒った顔が

かわいいの
なんのって
ｵｩ









その日
初めて
Kちゃんと
二人きりになったんです










酔った勢いでか

Kちゃんは
色んな話しをしたくれた




働かずに ﾊﾟﾁﾝｺばかりしている 彼氏が居るんだと… どうしようもないない人だけど…好きなんだと…




｢私 あきらくんの事好きだなぁ でも 人を裏切ったら駄目だよね あきらくんも､遠距離の彼女を裏切れないでしょ｣






｢そそ そうやなぁ｣







｢ねぇ あきらくん一回だけ ﾁｭｰしてﾀﾞﾒかな｣












僕は
思いっ切り
Kちゃんを
抱きしめた





Kちゃんも
か弱い腕で
全力で抱き着いてきた




















でも…
ｷｽはできなかった…















それから
三ヶ月後くらいに
Kちゃんは結婚した…




そのすぐ後
僕達は店を閉めた…










しばらく
経ってから


僕達の店が
入ってたﾋﾞﾙの
向かいのﾋﾞﾙから


まだ型の残ってる店を
一人で見ていたんです…













ふと
五階から
下を見ると









出勤らしき
Kちゃんが
歩いてきたんです…












(結婚したのにまだ夜働いてるんかぁ)
て 思いながら見ていたら












Kちゃんが
真下で
立ち止まり









僕達が
やってた店を…



じぃっと
見上げたんですよ










一つの
何かが
終わったけど…










ありがとう
Kちゃん







いい女やったでぇ