せっこちゃんからの 電話[ハートたち(複数ハート)]
40代前半  静岡県
2015/01/11 17:24
せっこちゃんからの 電話[ハートたち(複数ハート)]










せっこちゃんと 出会ったのは 僕が中学の頃でした。




豊中市の庄内にある横断歩道で‥













ハッシッ-ン[泣き顔][パンチ][雷][雷]





痛っぁああ[泣き顔]










いっきなり 張り手[泣き顔][!?][!?]



タバコ[喫煙]を吸いながら 横断歩道で 信号待ちしてただけやで[ー(長音記号1)][泣き顔]










「なんやぁあ[ちっ(怒った顔)]



「なんやって なんやぁあああああああ[ちっ(怒った顔)][雷][雷][雷][むかっ(怒り)]なに堂々と タバコ吹かしてんね[ー(長音記号1)][ちっ(怒った顔)][雷][雷][雷][むかっ(怒り)]






[冷や汗2]






僕の顔の 10㌢くらいの所まで 顔を近づけ ド迫力な勢いで 怒られたのが‥


せっこちゃんとの 出会いで[ー(長音記号1)][冷や汗]







信号が 青に変わり コンコンと説教されながら歩きだし なぜか? うどん屋に入りました。





説教の嵐を 受けながら うどんを完食した僕は 食後の一服(-。-)y-゚゚゚を しようかと‥









ギャア-[泣き顔]



[目がハート]












殺されるかと 思いましたわ[冷や汗2]





首を 羽交い締めにされ 割り箸を 鼻の中に 突っ込んで きたんです[泣き顔]









乳が 顔に当たる幸福[目がハート]

割り箸が 鼻の中に 入ってくる恐怖[泣き顔]





微妙[泣き顔][ー(長音記号1)]な中





うどん屋の おばちゃんに 助けを 求めました。









「助けて[泣き顔]おばちゃ[ー(長音記号1)][泣き顔]





「おばちゃんって なんやぁああ[ちっ(怒った顔)][むかっ(怒り)]



って 頭を 張り飛ばされました[ボケーっとした顔]






(結構痛い[ボケーっとした顔])










そんな‥せっこちゃん[ほっとした顔]



30代半ばのとても 綺麗な人でしたね~[ぴかぴか(新しい)]


(今で言うと‥中村アンちゃんタイプ[ハートたち(複数ハート)])





乳も 凄いし[目がハート]

尻なんかもう[目がハート]コラァ尻-て[うれしい顔]





お水系の 色気ムンムン女って 感じでしたね~[目がハート]









後に 男女の関係に なったかは ご想像に お任せします[ほっとした顔]










ここまでの 内容で せっこちゃんが 大体 どんな女性か‥ 想像してもらえたかなぁて 思いますが‥





そうなんですよね[ほっとした顔]



せっこちゃんは とても綺麗で とても荒っぽくて とても とても 人情味の厚い女性なんです[ほっとした顔]






今日の日まで せっこちゃんは 変わらず 僕の事を 気にかけてくれて 電話をくれました。







10年ぶりくらいかなぁ‥?






「生きてるかぁ[ちっ(怒った顔)]?」って







[冷や汗]



前持って 言っておきますが‥


せっこちゃんて[冷や汗]


言葉が 適当な所が あるんですよね[冷や汗]



その間違いを 指摘したり 二度聞きしたり 反応が遅かったりすると 怒るんですよ[冷や汗]



だから 耳をこらして[耳] 素早く 聞き間違いのない 返しが 必要となってくるんです‥





今回の電話の中から 何個か 紹介しますね[ほっとした顔]












「で‥どないやねん[ちっ(怒った顔)] まだアスベルトの仕事してんのか?」




(アスファルトです[ボケーっとした顔] 僕は道を造る人だったので)









「まだ 蛙の潰れた様な車乗ってんのかぁ[ちっ(怒った顔)]?」





(シボレ-です[ボケーっとした顔] アメ車が 好きな時期が あったので)










「相変わらず 朝っぱらから あほみたいに サーファー行ってんのかぁ[ちっ(怒った顔)]?」





(サーフィンです[ボケーっとした顔] サーファーは サーフィンをする人達です)










「エルザエルの あつし ええわぁぁああ[黒ハート]





(エグザイルです[ボケーっとした顔])












「チエン店か[ちっ(怒った顔)][!?]




(チェーン店です[ボケーっとした顔])










「どんな事が あっても 人に ふんぎりだけは したらあかんで[ー(長音記号1)][ちっ(怒った顔)]





「不義理です[ボケーっとした顔] ふんぎりて[ボケーっとした顔]











そんな‥せっこちゃん[ほっとした顔]


行動もはちゃめちゃで[冷や汗]







コンビニで 揚げてるコロッケが 無くて 店員に 怒りながら 五個 揚げさせて 堂々と 二個しか 買わなかったり[冷や汗]





あれだけ タバコに関して俺に 怒ってたのに‥

自分が イライラしてる時 まだ未成年だった僕に タバコくれって プカプカ吸ったり[冷や汗]





よく ドライブに連れて行ってくれたんですが‥



バックで 後ろの車に 思いっきりぷつけたのに[冷や汗2]





気のせいやって 走りだしたり[冷や汗2]







「ガシャ-[雷]ナッタヨ[冷や汗2]

「ウシロ[ちっ(怒った顔)]ミルナ[ちっ(怒った顔)]

「ハイ[冷や汗2]










めちゃくちゃなんっすよ[冷や汗]









でもね



その何倍も 何十倍も 何百倍も‥





せっこちゃんは 優しさを もってるんです。









19歳の時‥



オトンが ガンで死に 残された 多額の借金

オカンもオネエも 鬱病に‥





まだ ガキだった僕は 必死に 背筋を伸ばそうとしました。







(絶対 涙なんか 流すかぁあ)って





喪主として しっかりとオトンを 見送ってやろうと 毅然とした態度で 動いていました。







ほんまに 沢山の人が 葬式に 来てくれてたんですが





せっこちゃんが まさか来てくれてるなんて 思っても いなかったんです。








最後に親戚代表の挨拶






喪主として しっかり 挨拶しようと‥





記憶力が 悪いので 紙に書いたのを 最初の頃は 読むように 挨拶してたんですが‥





(これじゃあかんわ)





途中から 紙をポケットに終い 顔を上げ 皆さんの顔を 見渡しながら 感謝の気持ちを 必死に 伝えました。







様々な人達





ズラッと並ぶ オトンの悪友


酔っ払いのオッチャン






皆さん 泣いてくれてるんですよね~[涙]








必死に 涙をこらえました。













でも[目] もう[涙]





1番後ろの 右端で手を振り 白いハンカチで 涙を拭きながら 立ってたんですよね~[涙]









せっこちゃんが[涙]













沢山 沢山 僕は優しさを もらいました。







まだ なんも 返せてない








せっこちゃんは もう 60代‥









電話の最後に ボソッと言ったんです。








「実はな‥ガンに なってもうたわ あきら[冷や汗]












嫌や







また 羽交い締めで なんぼでも割り箸突っ込んでも かまへんからぁあああ[冷や汗2]














絶対 嫌やで。















また一緒に
笑おうよ。
コメント不可

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…