僕のお母さんは 僕が四歳の頃 交通事故で 亡くなりました｡


僕は 全く覚えてません｡

３歳の頃 僕は車に 跳ねられ 川まで 飛ばされて １週間くらい 意識不明だったそうです｡


その時の お母さんは 気が狂ったように先生をひっぱりまわしたそうです｡







その次の年に…






２７歳





死んでしまったんだね








２番目のお母さんを 俺を産んでくれたお母さんやって 大人になるまで そうおもってました｡



もちろん 育ててくれたお母さんは



俺のｵｶﾝです｡





今こうして 車の中で ふと 思ったんです｡









どんな人だったんだろう？

一度だけでいいから 会えるものなら 会ってみたいと…






お母さん…


貴女は どんな思いで 天国まで 歩いていったの？

俺達 ﾁﾋﾞを残して…










つらかったやろうなぁ

手を必死に 差しのべていたんやろうなぁ



どれだけの思いだったんやろ？









お母さん…




俺は ﾀﾞﾒな男ですよ～


ごめんね






若い頃は 悪さばかりして ｵﾄﾝが 死んでからは 仕事がんばったけど…


俺 ｻｰﾌｨﾝが 大好きで ｻｰﾌｨﾝ中心の生活が したくて 仕事を辞めて 宮崎に移住してしまった｡




本当なら 会社をもっともっと 大きくして 家を立てて しっかりと家庭を守れる男に なるべきだったのかも 知れへんけど…







お母さん…






俺には できなかった｡






色んな事があったよ～



感動も沢山した｡


壁にも沢山ぶつかった｡


好きな事だけして 生きていくのって 以外と大変だったり 捨てなきゃいけないものも あったりで…



まぁそんなもんだよね～



大恋愛も大失恋もした｡



人との出会いや 別れも沢山あった｡



そして





今俺は 車の中にいる…



ちっちゃい心に 負けそうになりかけたり やっぱ勝とうと 思ったりを 繰返しながら ふと…





お母さんを想ったんです｡




きっといつか 会えるよね～




その日まで もう一度踏ん張るよ～



産んでくれてありがとう～









この綺麗な虹の 彼方から見ていてくださいね～｡