伝説のレスラー 番外編


引き続きプロレスラー総選挙 外国人編


75回目も「ハ行」の選手です。


それではワタクシが選んだ
　　　選手の発表で～す(-o-)/


◇エントリーナンバー１

◆ボボ・ブラジル


野球のニグロ・リーグを経てプロレス入り。


黒人レスラーの地位向上に貢献し、人種差別の激しいアメリカでも一目置かれた、超一流レスラーである。


1962年にニュージャージーでバディ・ロジャースをリングアウト勝ちで破り、ＮＷＡ世界ヘビー級王者になる。

ニュージャージー州ルールでは「どんな形でも負ければ王座は移動」が長年の慣習であった。

しかし、ロジャースのマネージャーがレフリーにクレームをつけた事で、ブラジルはその場で王座返上。

だがＮＷＡでは王座移動を認めなかった。

もし王座移動が認められていれば、例え返上したとしても、ブラジルは黒人初のＮＷＡ世界ヘビー級王者となっていたのだ。


初来日は日本プロレス。

日本プロレスには通算７度来日。

日本での実績も素晴らしく、２度目の来日時には馬場を破りインターナショナルヘビー王座を獲得。

馬場の22度目の防衛を阻止し、初の王座転落劇を演出したのだった。

日本プロレスの至宝であるインターナショナル王座は、２度その腰に巻いている。


長身から繰り出すココバット(ジャンプしての頭頂部へのヘッドバット)は、プロレス史上屈指の必殺技だ。


しかし、晩年は花束をムシャムシャ食べたりするなどしイメージを落とした。


1998年に脳卒中により死去。

日本の一般紙で、その訃報が報じられた数少ない外人レスラーである。



◆身長 195センチ　◇体重 127キロ

◇得意技 ココバット

◆昭和26年デビュー



お次はこの選手(^o^)/


◇エントリーナンバー２

◆ポール・エラーリング


少年時代からウェイトリフティングとボディビルで肉体を鍛え、ＮＣＡＡの重量挙げの一種であるデッドリフトの大会で新記録を樹立して優勝した経歴を持つ。

自らバーン・ガニアのオフィスに売り込みに行ってプロレス入り。

怪力殺法を売り物に、ビリー・グラハムの再来などと言われ、長らく「まだ見ぬ強豪」として来日が待たれていた。

テネシー地区ではジェリー・ローラーと抗争を展開し、ＡＷＡエリアでは同じ筋肉派のジェシー・ベンチュラと抗争を展開している。

待望の初来日は国際プロレス。

テリー・ラザンをパートナーにし、木村・井上組を破りＩＷＡ世界タッグ王座を獲得するなど、期待に違わぬ活躍をみせてくれている。

しかし、帰国後間もなく内臓疾患を患い、レスラーを引退してマネージャーに転向。

ロード・ウォーリアーズのマネージャーとして活動した。


引退後はアラスカで犬ぞりレースに出場。

ミネソタ州でレストランも経営していた。



身長 183センチ　◇体重 110キロ

◇得意技 アトミックドロップ

◆昭和53年デビュー



３人目はこの選手だっ(-o-)/


◇エントリーナンバー３

◆ポール・オーンドーフ


大学時代はアメフトで活躍。

卒業後はＮＦＬの球団に在籍した。

その後、ヒロ・マツダのジムに入門しデビューを飾った。

南部地区を転戦し、タイトルを総なめにしている。


ＮＷＡ地区に登場後にはジミー・スヌーカとのコンビでＮＷＡ世界タッグ王座を獲得した。


日本でも「まだ見ぬ強豪」と言われたが、遂に新日本プロレスが招聘に成功。

来日第１戦で藤波をリングアウトに葬り、期待に違わぬ活躍を見せてくれている。


外人側エース候補として期待されたが、前田日明の凱旋帰国試合の相手に選ばれた事がオーンドーフの不幸であった。

所謂、咬ませ犬扱いを受け、新日本プロレスに使い捨てにされたのだ。


同年「ミスター・ワンダフル」のニックネームでＷＷＦに進出。

ＷＷＦ離脱後はインディー団体を転戦。

その後、ＷＣＷに登場。


引退後はＷＣＷの育成機関「パワープラント」で若手育成の教官となった。


スタイル的には、全日本プロレス向きだったような気がする。



◆身長 185センチ　◇体重 115キロ

◇得意技 パイルドライバー

◆昭和51年デビュー




以上の３選手の中から
１人を選んで投票して下さい(^ー^)


最も得票の多かった選手が
ネクストステージへ進みます（＾◇＾）


それでは皆様の投票を
お待ちしておりま～す(￣◇￣)ノ



※写真は左から

◇ボボ・ブラジル

◇ポール・エラ-リング

◇ポール・オーンドーフ




※「ハ行」編21の結果は
　つぶやきで発表してますので
　そちらをご覧ください(゜▽゜)