伝説のレスラー vol.12/スーパースター・ビリー・グラハム 改訂版
「鉄腕」と呼ばれた男。
鍛え抜かれた鋼鉄のボディと怪力、卓越したマイクパフォーマンスでWWWFの頂点を極めた。
鎧のような筋肉を身につけ、圧倒的な怪力殺法でヒール王者として大活躍した。
1969年にデビュー。
「ウェイン・コールマン」のリングネームで活動。
70年に悪名高きゴールデン・グラハムズの4男として「スーパースター・ビリー・グラハム」に変身した。
71年にはNWAサンフランシスコでパット・パターソンのパートナーを務め、同地区認定のNWA世界タッグ王座を獲得。
72年からAWAに参戦。
ワフー・マクダニエルとの抗争で一躍トップグループの仲間入りを果たした。
74年にはビル・ロビンソンを破り、IWA世界ヘビー級王座を奪取している。
同年、IWA王者として国際プロレスに初来日。
入場時に流した「ジーザス・クライスト・スーパースター」が日本における入場テーマ曲の最初だと言われている。
75年からグラン・ウィザードをマネージャーにWWWFに初登場。
76年に新日本プロレスに来日。
帰国後はNWAフロリダで同地区認定のタイトルを総ナメにし、その勢いで再びニューヨークを襲撃。
そして77年には絶対王者ブルーノサン・マルチノを撃破しWWWF世界ヘビー級王座を獲得するのである。
その後は「ヒールチャンプ」としてベビーフェイス勢を相手に防衛を重ね、実に10ケ月もの間、王座を護り抜いたのである。
当時のWWWFでヒールの王者がこれだけの長期政権を築いたのは極めて異例のことであり、MSGの定期戦を毎月ソールドアウトにするなど彼の悪役人気は半端ではなかった。
彼の後から出てくるマッチョ系レスラーは殆どが彼の熱狂的ファン。
有名なところで
ハルク・ホーガン、ジェシー・ベンチュラ、ランディ・サベージ…等など。
78年にマイアミで、当時のNWA世界王者ハーリー・レイスと史上初のダブルタイトルマッチを行っている。
その後 新日本で坂口を相手に防衛をした後にニューヨークで、ボブ・バックランドに敗れ王座転落。
転落後の79年には国際プロレスに来日。
グラハムのファイト内容はパワー中心。
フルネルソンで相手のスタミナを奪い ベアハッグや各種バックブリーカーで背骨から腰を痛めつけフィニッシュは必殺のスーパースター・リクライナー!
ファイト内容はパワー一辺倒だったけどマイクパフォーマンスは超テクニシャン振りを発揮していました。
ヒールなのに彼がマイクを握るだけでMSGの観客は熱狂したもんです。
饒舌で有名なあのリック・フレアーも後の彼の自伝で「マイクパフォーマンスはビリー・グラハムを参考にしている。」と告白しています。
日本での評価はイマイチでしたが全米では高い評価を受けていたレスラーでした。
87年にステロイドの使用により肉体を壊し引退。
1943年9月10日
アリゾナ州パラダイスバレー出身。
本名 エルドリッジ・ウェイン・コールマン
T 193cm W 125kg
得意技
・スーパースターリクライナー(キャメルクラッチ)
・カナディアンバックブリーカー
・フルネルソン
・ベアハッグ
・エルボードロップ
2004年 WWE殿堂入り。
コメント
2016/12/06 19:27
14. >>13 タカアキさん
マクマホンJr.が大統領に立候補する時が来るかもしれませんね(;゜∇゜)
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2016/12/06 18:26
13. >>12 ☆コイサン☆さん
あのjrが鍛えてた!?( ̄▽ ̄;)
レスラー目指してたんかいな( -_・)?
WWEといえば、ドナルド・トランプ氏もイベントにゲストで招かれ、リングにまで上がってたんですよね。
大統領選における雄弁さは、jrのマイク・パフォーマンスから学んだと言ってたそうですが、ドコで誰が繋がっているかわかりませんなぁ…。
( ̄▽ ̄)
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2016/12/06 17:45
12. >>11 タカアキさん
マクマホンは学生の頃からボディビルで鍛えてたんですけど、恐らくステロイドをやっていると思います(-.-)
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2016/12/06 15:30
11. >>10 ☆コイサン☆さん
うん、やはりホーガンまでもがねぇ…(>_<)
でも、彼の場合は新日に上がって、猪木さんから新日スタイルを徹底的に叩き込まれたのが、ホントに救いだったかな?
それにしても、マクマホンjrはホントに悪の権化ですね
ステロイド漬けにして苦しめてやりたいけど、ヤツも別のヤクとかやってそうですね(笑)
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2016/12/06 11:50
10. >>9 タカアキさん
グラハムが持ち込んだと言っても
過言ではないですね( ̄ー ̄)
若手時代のホーガンをステロイド漬けにしたのは自分だと、後に供述しているぐらいですから(ーー;)
87年にステロイドの後遺症で引退しましたが、あちこちでWWFでのステロイド使用について講演しています(-.-)
まっ 彼も被害者の1人だと
言っていいでしょうね(・_・)
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2016/12/06 10:41
9.
なるほど!そんな歴史が!!
ステロイドっていうのも、キッドやウォリアーズが出てきてから耳にするようになったかな?
それまでのマッチョは、本当に鍛え上げたものだとばかり…。
グラハムも例外じゃなゃなかったんですね。
あそこまでの筋骨粒々は、ある程度は仕方ないんですねぇ…(>_<)
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2016/12/06 10:18
8. >>6 タカアキさん
グラハムは代表的なステロイダーです(^.^)
でも格好いいから良いのですv(・∀・*)
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2016/12/06 10:17
7. >>5 タカアキさん
まいどっ( *・ω・)ノ
この人は大好きです(^ω^)
リングコスチュームに気を使ってる選手は本当にプロだと思います(^。^)
木村政彦が興したのは国際プロレス団と言って吉原功達が興した国際プロレスとは別の団体ですね(^.^)
熊本を中心に活動して
僅か2年で崩壊しました(~_~;)
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2016/12/06 9:38
6.
追伸。
やっぱり、この人もステロイドでしたかぁ。
引退が早すぎたし、最後に観たのはスキン・ヘッドで向こうのリングに上がり、腕相撲してたかな?
でも、非常に魅力あるレスラーの1人でした(^^)
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2016/12/06 9:27
5.
どうもです(^^)
この人も、衝撃的なレスラーでしたね。
国際に上がって、暫くすると新日で猪木さんと試合してたんでビックリでした。
国際って、木村正彦さんが立ち上げて、日プロ並みに歴史が古い団体だったのも驚きでしたが、後に国際と新日には、吉原功さんとのパイプがあったんですよね。
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