伝説のレスラー vol.13/ザ・ロード・ウォ-リアーズ改訂版
殺刃戦士 ホーク・ウォ-リアー。
暴走戦士 アニマル・ウォ-リアー。
辣腕マネージャー ポール・エラリング。
この3人で
『ザ・ロード・ウォ-リアーズ』。
別名『リージョン・オブ・ドゥーム』。
ロード・ウォ-リアーズと聞いて真っ先に思い出すのは入場曲の『IRONMAN』。
ブラック・サバスのこの曲は彼等にピッタリだった。
何かが起こる(><)
そんな予感がする入場曲でした。
タッグチームとしては画期的なチームでツープラトンの攻撃のバリエーションの豊富さと破壊力は群を抜いていた。
個々の実力もケタ外れに強かったけどやはりタッグでこの2人は力を発揮したと思います。
マネージャーのポール・エラリングの力がかなり影響していたチームではありましたが…。
アメリカでのリングネームは
ロード・ウォリアー・ホーク
ロード・ウォリアー・アニマル
日本では皆さんご存知の
ホーク・ウォリアー
アニマル・ウォリアー
元々は別々にデビューしていて それぞれに
ホークがクラッシャー・フォン・ヘイグ
アニマルがザ・ロード・ウォ-リアー
のリングネームで活躍していた。
その2人をオレイ・アンダーソンがNWAジョージア地区にブッキングしタッグを結成させ、マネージャーにポール・エラリングが就き エラリング率いるヒール軍団 「リージョン・オブ・ドゥーム」 の1員として活動を開始。
そのうちに2人だけのチーム 「ザ・ロード・ウォ-リアーズ」として活動を始める。
マネージャーには引き続きポール・エラリングが就き、2人を売り出すためにフェイスペインティングを施し ヘアースタイルはモヒカン刈り&逆モヒカンにした。
入場時のコスチュームは大きな棘の付いたアメリカンフットボールのプロテクターを着用。
花道を全速力で駆け抜け サードロープの下から滑り込むようにリングイン。
コールも受けずに いきなり対戦チームに襲いかかり そのまま暴れ回るのがパターン。
しかしファイトスタイル自体は 凶器攻撃等は行わない正統的なもので 今までにないヒールとベビーフェイスを融合させた新しいスタイルを確立。
更に試合時間が常に秒殺勝利であり その試合内容のインパクトと存在感から圧倒的な人気を獲得するのである。
NWAジョージアではNWAナショナルタッグ王座を獲得している。
1984年にAWAに移籍。
AWA世界タッグ王座を獲得。
初来日は85年に全日本プロレス。
87年には鶴龍からインターナショナルタッグ王座を強奪。
88年 再びNWAに参戦。
NWA世界タッグ王座を獲得。
90年に新日本プロレスに来日。
その後「リージョン・オブ・ドゥーム」のチーム名でWWFに参戦。
91年にWWF世界タッグ王座を獲得。
全米3大メジャー団体NWA・AWA・WWFの世界タッグ王座を獲得した史上唯一のタッグチームとなった。
日本には91年にSWSに来日。
92年に薬物問題によりホークがWWFを離脱。
アニマルも脊椎を負傷して長期欠場してしまい解散状態に追い込まれてしまった。
ホークはその年に新日本プロレスに来日し、佐々木健介扮するパワー・ウォ-リアーと「ヘルレイザース」を結成。
タッグ戦で40連勝という記録を樹立。
96年にアニマルが復帰。
WCWでザ・ロード・ウォ-リアーズ完全復活を遂げるのである。
同年 新日本プロレスに来日。
97年には再びWWFに参戦しWWF世界タッグ王座を獲得。
2003年 ホークが急死。
事実上の解散となってしまった。
その後 アニマルはハイデンライクをニューパートナーにして新生リージョン・オブ・ドゥームを結成。
WWE世界タッグ王座を獲得している。
アニマルの途中欠場で解散の危機があったり 復活劇があったりの紆余曲折を経て いずれの時代も大活躍したタッグチームでした。
ホーク・ウォ-リアー
1957年9月12日
ミネソタ州ミネアポリス出身。
2003年10月19日没
本名 マイケル・ジェイムズ・ヘグストランド
T 191cm W 125kg
得意技
・フライングショルダーアタック
・ミリタリープレススラム
・フィストドロップ
・ドロップキック
・ハングマンズホールド
アニマル・ウォ-リアー
1960年1月26日
ペンシルバニア州フィラデルフィア出身。
本名 ジョセフ・マイケル・ロウリネイティス
T 189cm W 130kg
得意技
・フライングショルダーアタック
・ミリタリープレススラム
・パワースラム
・スレッジハンマー
・エルボードロップ
合体技
・ダブルインパクト
・リフトアッププレス
2011年 WWE殿堂入り。
(リージョン・オブ・ドゥームとして。)
コメント
2016/12/06 19:29
18. >>17 タカアキさん
それもひとつの売り出し効果になりますからね(^_^)
あの時は全日がウォーリアーズを売り出していた時期ですからね(^.^)
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2016/12/06 18:36
17. >>16 ☆コイサン☆さん
あぁ、そうでした!
思い出しました!!
その試合で、140キロのカーンをリフト・アップしたと、天龍がリフト・アップされた時に実況アナが絶叫してましたねぇ。
鶴龍との試合の後は、確か長州・谷津組みとやった試合を観ましたが、長州がサソリを仕掛けても、ホークは腕立て伏せで余裕を見せていた(笑)
仕掛ける前から、ダメだとは思って観てましたが、子供と大人以上でしたね(笑)
返コメ
2016/12/06 17:43
16. >>15 タカアキさん
それでも初戦は浜口とカーン組だったから、そこそこの選手を当ててるんですけど4分足らずで勝ってますね(^_^)
返コメ
2016/12/06 13:32
15. >>14 ☆コイサン☆さん
なるほど!
鶴龍とは2戦目でしたか( ̄▽ ̄;)
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2016/12/06 11:54
14. >>13 タカアキさん
単品だと大した商品ではなかったのを、上手く金のなる木に生まれ変わらせたのはオレイ・アンダーソンですね(^.^)
鶴龍との試合は来日2戦目でした(^。^)
やはり来日初戦は軽い相手をぶつけて、ウォーリアーズの強さをファンにアピールしないと売れませんからね(^ω^)
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2016/12/06 10:54
13. この2人も、いったい何処から連れて来たんだ?って感じで衝撃的でしたね。
鶴龍とのタッグ戦が、日本での初戦でしたね。
天龍がアニマルをロープに振って、跳ね返ってきたアニマルに天龍が倒されましたが、その倒され方がハンパない衝撃で、天龍も暫く立ち上がれず、アニマルが「やっちまった!大丈夫?」的に天龍の様子を観ていたのが印象的に残ってます(笑)
グラウンドとかがまだまだだったから、鶴田も戸惑いながら試合してましたね。
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2016/09/01 8:17
12. >>11 奏さん
あれは売り文句です( ̄ー ̄)
全てギミックですね(^.^)
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2016/09/01 5:16
11. 貧困時に鼠を食べていたとか いないとか!? 早すぎる死の原因でしょうか?
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2015/09/23 14:44
10. >>9 しんのすけさん
珍しい3ショットですね(・o・)
レスラー同士のそういう場面に出くわすと何故か親しみが湧いてきますね(^∧^)
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2015/09/23 11:46
9. とにかく、あの体格でスピードがあり、やりたい放題やってマットを去って行くところがカッコいい。
成田空港で偶然見つけたことがあり、バックランドと三人で話していましたよ。
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