伝説のレスラー マネージャー編 vol.6/ジム・コルネット
伝説のレスラー マネージャー編
第6回目の今回は
「ルイビル・リップ」 ジム・コルネットの登場です。
1980年代から90年代にかけてNWA 、WCW 、WWFでヒールのマネージャーとして活躍。
自身が主宰した団体 「スモーキー・マウンテン・レスリング」や、WWEのファーム団体 OVW、近年ではTNA、ROHなとでも活動している。
少年時代から各地のプロレス番組を観たいため 3メートルものアンテナを家に取り付けていたという筋金入りのプロレスマニアであった。
10代の頃にスタッフとしてプロレス業界に入り、地元ルイビルを含むケンタッキーやテネシーをサーキットエリアとしていたCWAでリングアナウンサーやタイムキーパー、プロモーションインタビューの制作などを手掛ける一方、カメラマンも兼任していて 雑誌通信員として日本の月刊誌「ゴング」に写真や情報を提供していた。
82年にCWAを主宰していたジェリー・ジャレットの進言でシェリー・マーテルのマネージャーを担当。
金持ちのドラ息子でマザコンというキャラクターを設定され、以降は本格的にマネージャー業に転身。
84年からMSWAでミッドナイト・エクスプレスを担当。
85年に彼等を引き連れ NWAミッドアトランティック地区に移籍。
ママに買ってもらったテニスラケットを誇らしげに携え、早口で騒々しくまくし立てる鬱陶しさがファンのヒートを買い、80年代のアメリカンプロレスを代表する悪徳マネージャーの1人となった。
ミッドアトランティックではブッカーも兼任していたが、NWAがテッド・タナーに買収されWCWに移行してからは上層部と対立し、90年には当時の副社長 ジム・ハードと激しく衝突して退団してしまった。
しかし91年に古巣のテネシーに戻り、ミュージックプロデューサーのリック・ルービンの協力のもと自身の団体 「スモーキー・マウンテン・レスリング」を旗揚げ。
旧NWA勢のファンタスティックスやロックンロール・エクスプレスを柱に据えつつ、クリス・キャンディードやクリス・ジェリコ等のニュージェネレーションの才能を育て、彼等の飛躍の場として団体を運営していた。
しかし財政面で苦戦を続け、93年にWWFと業務提携を開始。
コルネット自身もヘブンリー・ボディーズのマネージャーとしてWWFのリングに登場した。
96年にスモーキー・マウンテン・レスリングは閉鎖。
WWFとフルタイムで契約。
ベイダーのマネージャーを担当する一方、ブッカーとしてクリエイティブチームにも参加した。
97年から解説者も兼任。
98年にはブッカーとしてかつての盟友ロックンロール・エクスプレスやバリー・ウインダム等 80年代のNWAファイター達を終結させ 「WWF vs NWA」の抗争を仕掛けた。
以降はプロデューサー業に専念し 2000年よりWWFのファーム団体「OVW」のヘッドブッカー兼オーナーとして活動。
ジョン・シナ 、バティスタ 、ランディ・オートン等、数々のスター選手を輩出することに成功。
しかし2005年に選手とバックステージで激しく口論を起こし その選手を殴打したことによりWWEを解雇されてしまった。
その後ROHを経て2006年からはTNAに登場。
番組内でマネージメントディレクターを演じつつストーリーの立案にも関わった。
2009年 TNAとの契約を解除されてしまったためROHに復帰。
エグゼクティブプロデューサーとして活動していた。
そんな中 ROHとOVWが業務提携し2010年から再びOVWのヘッドブッカーに就任している。
◇ジム・コルネット 主な担当選手◇
◆シェリー・マーテル◇エイドリアン・ストリート
◇ダッチ・マンテル◆ジェシー・バー
◆ケン・パテラ◇ハーキュリーズ・ヘルナンデス
◇ブッチ・リード◆ビッグ・ババ・ロジャース
◆ヨコヅナ◇デイビーボーイ・スミス
◇オーエン・ハート◆ビッグバン・ベイダー
◆バリー・ウインダム◇ジェフ・ジャレット
◇ダン・スバーン
☆主な担当タッグチーム☆
★ナイトメアーズ
☆ミッドナイト・エクスプレス
★ファビュラス・ワンズ
☆ダイナミック・デューズ
★ロックンロール・エクスプレス
☆ヘブンリー・ボディーズ
1961年9月17日
ケンタッキー州ルイビル出身
本名 ジェームズ・マーク・コルネット