伝説のレスラー vol.178/ブッチ・リード
伝説のレスラー
178回目の今回は
「黒豹」
"ハクソー"ブッチ・リードの登場です。
NFLのカンザスシティ・チーフスで短期間プレイした後、地元のミズーリ州で1978年にプロレスデビュー。
均整のとれた柔軟な肉体を持つ黒人レスラーの新鋭として、パワーとスピードを武器に南部エリアで絶大な人気を獲得。
日本でも来日が熱望された「まだ見ぬ強豪」の1人だった。
デビュー当初は本名のブルース・リードをリングネームにし、中西部のミズーリやカンザス地区にて活動。
80年にジェリー・ロバーツとのコンビでNWAセントラルステーツタッグ王座を獲得。
81年より"ハクソー"ブッチ・リードのリングネームでフロリダ地区のCWFに参戦。
82年にドリー・ファンクJr.の保持するインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦し、善戦したことから日本でも注目を集めるようになった。
フロリダではローデスやスキップ・ヤングのパートナーとしてベビーフェイス人気を博した。
83年からMSWAに主戦場を移し活動。
同じく"ハクソー"をニックネームとするジム・ドゥガンと抗争を展開。
ドゥガンのベビーフェイス転向と入れ替わりでヒールに転向。
タッグパートナーでもあったジャンクヤード・ドッグとも熾烈な抗争を繰り広げている。
85年から再びベビーフェイスに戻り活動。
ダッチ・マンテルからミッドサウスTV王座を奪取。
ディック・マードックからは北米ヘビー級王座を奪っている。
バズ・ソイヤーやディック・スレーターとも抗争を繰り広げ、因縁のジム・ドゥガンとはタッグチームを結成している。
86年に古巣のカンザスシティに戻りヒールターンをして黒人マネージャーのスリックと合体。
すぐさまスリックと共にWWFに登場。
WWFでは "ザ・ナチュラル"ブッチ・リードを名乗り、髪をブロンドに染め 往年の名レスラー スウィート・ダディ・シキをイメージしたショーマン派のヒールに変身。
アンドレ・ザ・ジャイアントと共闘しホーガン軍団と抗争した。
88年にWWFを離脱しNWAのジム・クロケット・プロモーションズに移籍。
ヒロ・マツダ率いるヒール軍団 「ヤマサキ・コーポレーション」に加入。
同プロがWCWに買収された89年からは、フロリダから移籍して来た ロン・シモンズと「ザ・ドゥーム」を結成。
当初は黒い覆面を被ったマスクマンのタッグチームとしてロード・ウォリアーズと抗争していたが、90年より素顔になり黒人ユニットのイメージを強化。
スタイナーブラザーズを破りNWA世界タッグ王座を奪取。
その後 同タイトルはWCW世界タッグ王座に改称。
ドゥームが初代の王者チームとなった。
しかしマイケル・ヘイズ&ジム・ガービンの「ファビュラス・フリーバーズ」に敗れ王座から転落。
シモンズと仲間割れを起こしチームは解散してしまい、ベビーフェイスに転向したシモンズと各地で遺恨試合を繰り広げた。
王座転落後に待望の初来日。
ドゥームとして新日本プロレスの東京ドーム大会に参戦。
しかし既に終わっているチームがいい試合をするわけもなく、ベイダー&ビガロ組に敗退。
試合後に殴り合いを起こしている。
92年にWCWを離脱しメンフィスのUSWAでジャンクヤード・ドッグと抗争を再開。
94年にはダラスのGWFに参戦。
2000年代に入るとハーリー・レイス主宰のWLWなどに参戦。
近年は地元カンザスシティ周辺のインディー団体へのスポット参戦を続けている。
もっといい形での初来日ができていれば日本でも人気が出たレスラーだと思います。
1954年7月11日
ミズーリ州ウォーレンスバーグ出身
本名 ブルース・リード
T 188cm W 119kg
得意技
・ゴリラプレススラム
・ショルダーブロック
・ダイビングラリアット
・ネックハンギングツリー
・ドロップキック
・エルボードロップ