伝説のレスラー 番外編 ジャンボ鶴田 試練の10番勝負全戦績
伝説のレスラー
今回は世紀末モードさんの「なんか番外編やってくれ!」のリクエストにお応えして番外編です。
題して
「ジャンボ鶴田 試練の10番勝負」全戦績!
若い世代の読者の方に説明します。
試練の10番勝負とは…1976年3月10日から始まり、1979年1月5日までの2年10ケ月の間に世界の強豪10人を相手に鶴田が挑んだ壮絶なる闘いのドラマであります。
ジャイアント馬場率いる全日本プロレスは次期エースとして成長著しかった鶴田を更に大きく育てるために、レスリング界の重鎮 八田一郎の提案のもと10番勝負を企画。
対戦相手は一般公募を基礎にして全日サイドで選考。
当時の強豪レスラーが候補に挙がった。
その中には新日本プロレスのアントニオ猪木や新日のトップ外国人レスラーであるアンドレ・ザ・ジャイアントの名前も挙がっていたという。
選考後 馬場はプロモーターとしての手腕を発揮し、候補に挙がったレスラーにオファー。
10人が同時に決まったかどうかは不明ではありますが、遂に対戦相手が決定し10番勝負の舞台が整ったのであります。
対戦相手は以下の10人(五十音順)
1.アブドーラ・ザ・ブッチャー
2.大木金太郎
3.クリス・テイラー
4.テリー・ファンク
5.ハーリー・レイス
6.バーン・ガニア
7.ビル・ロビンソン
8.フリッツ・フォン・エリック
9.ボボ・ブラジル
10.ラッシャー木村
このメンバーを観て思うことは、レスラーとしてのピークを過ぎた選手は居ても、白星配給係が居ないという事。
普通 こういった企画は必ず勝たせるための選手が何人か居るはずなのに、この人選にはそれが見当たらない。
本当に試練なんだなと思いました。
そして注目する点はタイトルマッチが組まれていたこと。
世界一ハードスケジュールと言われていたNWAの世界王者が2人 参加している辺りは鶴田への期待が大きいことが如実に表れていた企画であったと思います。
それでは、ジャンボ鶴田「試練の10番勝負」の全戦績をどうぞ!
試合形式は全試合60分3本勝負。
第1戦 1976年3月10日 日大講堂
vs バーン・ガニア
1本目 ガニア 19分12秒(裸締め)
2本目 鶴田 9分54秒(原爆固め)
3本目 13分52秒(両者KO)
*ガニアのバックドロップ後 立ち上がれず
第2戦 1976年3月28日 蔵前国技館
国際プロレスとの対抗戦
vs ラッシャー木村
1本目 木村 13分27秒(片エビ固め)
*ブレーンバスターから。
2本目 鶴田 6分34秒(体固め)
*ダブルアームスープレックスから。
3本目 4分53秒(ダブルフォール)
*鶴田のジャーマン崩れ。
第3戦 1976年6月11日 蔵前国技館
NWA世界ヘビー級選手権試合
vs テリー・ファンク
1本目 鶴田 15分50秒(回転エビ固め)
2本目 テリー 6分05秒(回転ゆりイス固め)
3本目 テリー 5分12秒(体固め)
*鶴田のフライングボディシザース失敗
第4戦 1976年7月17日 三萩野体育館
vs ビル・ロビンソン
1本目 ロビンソン 29分05秒(エビ固め)
2本目 鶴田 21分52秒(エビ固め)
3本目 時間切れ引き分け
*10分延長 時間切れ引き分け
第5戦 1976年9月9日 大阪府立体育館
vs ボボ・ブラジル
1本目 ブラジル 11分15秒(体固め)
*ココバットから
2本目 鶴田 5分15秒(リングアウト)
3本目 鶴田 2分57秒(片エビ固め)
*ジャンピングニーパッドから
第6戦 1976年10月20日 愛知県体育館
vs アブドーラ・ザ・ブッチャー
1本目 ブッチャー 5分55秒(体固め)
*ジャンピングエルボードロップから
2本目 鶴田 3分49秒(体固め)
*ジャンピングニーパッドから
3本目 鶴田 3分45秒(反則)
第7戦 1976年12月3日 川崎市体育館
vs クリス・テイラー
1本目 鶴田 11分20秒(体固め)
*ミサイルキックから
2本目 テイラー 3分07秒(体固め)
*ダイビングボディプレスから
3本目 鶴田 3分26秒(リングアウト)
第8戦 1977年6月11日 世田谷区体育館
NWA世界ヘビー級選手権試合
vs ハーリー・レイス
1本目 鶴田 8分26秒(体固め)
*ダブルアームスープレックスから
2本目 レイス 8分08秒(インディアンデスロック)
3本目 レイス 5分24秒(首固め)
第9戦 1977年7月28日 品川スポーツセンター
UNヘビー・アジアヘビー ダブルタイトルマッチ
vs 大木金太郎
1本目 鶴田 8分53秒(体固め)
*ダブルアームスープレックスから
2本目 大木 8分08秒(体固め)
*一本足頭突きから
3本目 8分39秒(両者リングアウト)
*両者タイトル防衛
第10戦 1979年1月5日 川崎市体育館
vs フリッツ・フォン・エリック
1本目 エリック 5分53秒(体固め)
*アイアンクローをかけたまま
2本目 鶴田 3分27秒(反則)
3本目 鶴田 1分53秒(体固め)
*ドロップキック→ボディプレスから
戦績は4勝2敗4引き分け。
まずまずの戦績を残していると思います。
その後 この企画は全日本プロレス内だけでなく、他団体の選手も行うのですが 未だに鶴田の試練の10番勝負を越える選手は出現しておりません。
鶴田の前にはジャイアント馬場が
「世界選手権争覇10番勝負」を行っていて戦績は8勝2分け。
この10番勝負を切り抜けた馬場は初代PWF世界ヘビー級王者となってます。
馬場の後にはデストロイヤーが
「覆面10番勝負」と題して、再戦を含み13戦して無敗の偉業を達成。
鶴田以降は
新日本プロレスの
藤波辰巳がヘビー級転向後に
「飛龍10番勝負」を敢行。
しかしどういうわけか8戦しか行われておらず、対戦相手も同じ選手が3回も登場するという内容的にお粗末な感じでした。
その後は旧UWF時代の
高田伸彦が
「格闘技地獄変」と題して5番勝負を。
タイガーマスク時代の三沢光晴が
「猛虎7番勝負」を。
アントニオ猪木が藤波とのIWGP戦に引き分けた後に
「闘魂復活7番勝負」を。
全日時代の小橋健太が
「試練の7番勝負」を。
田上が
「炎の7番勝負」を。
SWS時代の天龍源一郎が
「龍魂5番勝負」を。
と、まだまだありますが これら鶴田の企画以降の どの企画も鶴田の試練の10番勝負を越える内容ではありませんでした。
鶴田の10番勝負の開催時期・内容・スケールが素晴らしかったことが判ると思います。
今後も鶴田の10番勝負を越える内容の番勝負は出ないでしょう。
以上 ジャンボ鶴田試練の10番勝負 全戦績でした。
コメント
2012/05/06 14:49
6. >そら豆さん
![[手(パー)]](https://img.550909.com/emoji/ic_p_hand.gif)
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
![[にこにこ]](https://img.550909.com/emoji/ic_smile.gif)
まいどっ
鶴田は自分の体力に自信があったんでしょうね
それと あの頃は3本勝負って結構あったからね
返コメ
2012/05/06 14:47
5. >えいじさん
![[手(パー)]](https://img.550909.com/emoji/ic_p_hand.gif)
お初です
昭和のプロレスって何が良かったんでしょうね?
馬場 猪木
絶対的カリスマの両雄がいたからですかね?
その2人を取り巻く周りのレスラーのドラマもあって面白かったんでしょうね(^-^)
また覗きに来てください(^^)
返コメ
2012/05/06 12:01
4. こんにちは
短い期間にこれだけの強豪と対戦した鶴田は、やっぱり怪物ですね
しかも3本勝負
並みの選手なら、すぐに体壊してリタイアしてますね
返コメ
2012/05/06 11:28
3. >世紀末モード さん
![[手(パー)]](https://img.550909.com/emoji/ic_p_hand.gif)
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
まいどっ
鶴田はショルダースルーを成功させたらアカンのです
何故なら 成功しちゃったら鶴田がそのまま攻め続けて試合が アッサリ終わってしまうから〓
あの技は鶴田にとっては相手にもイイとこみせるための技なのですよ
返コメ
2012/05/06 10:48
2. 懐かしいな
昔 ONタイムでみていたな
ジャンボ鶴田は強かった
馬場派猪木派があって
昭和のプロレスは面白かった
返コメ
2012/05/06 10:40
1. いや~コイサン、ありがとう![[涙]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_tear.gif)
鶴田が本気を出したら無敵だと思う。なんかいつも、やられながらも余裕の顔してたよね![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
どっかに成功した時のV無いのかなぁ
~~~~……………………………………コイサン
………………
成績はまずまずだけど、さすが天才鶴田
しかし、前にも書いたけど、鶴田のショルダースルーは一度でいいから見たかった
返コメ