伝説のレスラー 番外編 昭和のデスマッチ
伝説のレスラー 番外編
今回は「デスマッチ」にスポットを当ててみたいと思います。
日本プロレス全盛期においてデスマッチは「邪道」とされ、蔑まされて来た時代がありました。
ブル・ラモスが来日した際に「是非 アントニオ猪木とチェーンデスマッチをやらせて欲しい。」と要求してきたが却下されている。
しかし、国際プロレスはデスマッチを敢行。
多彩なデスマッチで一時代を築き上げ、ラッシャー木村に到っては「金網デスマッチの鬼」なる称号を得るのである。
そして新日本プロレス。
意外とデスマッチをやっており、その主役は大抵がアントニオ猪木とT・J・シンであった。
観ている側はスリルとサスペンスを味わえるが、闘っている側の胸中は想像を絶するのがデスマッチであろう。
今回はそんなデスマッチの世界に皆様を誘い、昭和の時代に行われた数々のデスマッチを紹介したいと思います。
先ずは「完全決着型デスマッチ」から。
1.ランバージャック・デスマッチ
対戦相手以外の選手がリングの四方を囲み、場外にエスケープしようとする選手をリング内に押し戻し、試合を続行させる形式。
日本ではアントニオ猪木がシンと1973年11月に最初に行い、その後はシン、シーク、ラッシャー木村を相手に1回ずつの合計4回行っています。
2.金網デスマッチ
昭和のプロレスファンが「デスマッチ」と聞いて真っ先に思い浮かべるのが金網デスマッチであろう。
日本では1970年に国際プロレスで行われたのが最初。
主役はもちろん「金網デスマッチの鬼」ラッシャー木村。
ドクター・デスを相手に敢行した。
日本と海外とではルールが違っているのも金網デスマッチの特徴。
日本では3カウントの後に10カウントがポピュラーなルールであるが、海外は先に金網から脱出した方が勝ちというルールが主流。
3.インディアンストラップ・マッチ
対戦者同士の手首に皮製のストラップを繋いで試合を行う形式。
日本では1974年に国際プロレスが行ったのが最初。
わざわざインディアンストラップ・マッチを得意としているワフー・マクダニエルを招聘して敢行。
対戦相手はグレート草津であった。
通常のルールはKOした相手を引きずって4ヵ所あるコーナーを全てタッチすれば勝利となる。
4.チェーン・デスマッチ
これはインディアンストラップがチェーンに変わっただけでルールも同じ。
日本では国際プロレスが最初に行った。
インディアンストラップ・マッチの時と同じで、グレート草津が抜擢されている。
海外ではボリス・・マレンコやイワン・コロフ、アレックス・スミルノフ等のロシア人ギミックの選手が得意としており「ラシアン・チェーン・デスマッチ」なる呼び方もされている。
5.テキサス・ブルロープ・デスマッチ
これもインディアンストラップ・マッチと同じ流れで、ストラップがブルロープに変わっただけ。
最初はロープだけだったが、後にダスティ・ローデスの提案で中央にカウベルが取り付けられた。
それにより、ロープで首を絞めるだけでなく、カウベルで相手を打ち付けるといった攻撃も加わるようになった。
6.インディアン・デスマッチ
身体中にオイルを塗って行うため、投げ技は滑るため使用困難。
関節技もなかなか決まらない。
乾いたら、すぐさまオイルを足す念の入れようである。
日本で1979年に1度だけ行われたことのあるデスマッチで、主役は猪木とジェット・シン。
この時のルールは、3カウントの後に10カウントを取ったほうが勝ち。
反則カウントはなし、両者リングアウトもなしの完全決着型ルールであった。
両者ともにリングシューズからはみ出す程の長い靴下を履いて、手に付いたオイルを拭い、少しでも滑らないように闘っていたのが印象的である。
7.テキサス・デスマッチ
10カウントノックアウトとギブアップだけの決着ルール。
反則裁定なしで、どこでも闘ってよく メインレフリーの他にサブレフリーを設けて行う。
日本では1975年に、珍しく全日本プロレスでジャイアント馬場とフリッツ・フォン・エリックが、この試合形式で闘っている。
8.ネイル・デスマッチ
ネイルとは釘のことである。
コンパネに無数の釘を打ち付け、それをリング下、またはエプロンに敷き詰めて行う過激な試合形式。
日本では1978年に猪木と上田の間で行われている。
この時はリング下に32枚の釘板が敷き詰められていて、異様な光景であった。
まぁ、結局両者とも落ちそうで落ちなかったけどね…。
9.ストリートファイト・デスマッチ
これは日本では平成にならないと行ってないのかな?
海外では頻繁に行われている試合形式で、リングコスチュームではなく私服姿で闘うのが特徴。
色々なデスマッチを複合させて行う場合もある。
続いて「敗者制裁型デスマッチ」。
1.ヘアーベンド・マッチ
髪切りデスマッチである。
敗けた選手がリング上で髪の毛をバリカンで刈られる試合形式。
メキシコでは「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」の試合名で頻繁に行われている。
これが覆面と髪の毛を賭けて闘うと「マスカラ・コントラ・カベジェラ」となり、覆面と覆面を賭けて闘えば「マスカラ・コントラ・マスカラ」となる。
髪切りマッチは、日本では1969年に国際プロレスが最初に敢行している。
この試合形式はやはり女子プロレスのほうが盛り上がるでしょう。
長与千種VSダンプ松本の試合では1勝1敗で両者とも髪の毛を刈られている。
まぁ ダンプが髪の毛を刈られているところを観ても興奮しないやね(-.-;)
覆面剥ぎマッチは1976年に全日本プロレスでザ・デストロイヤーが「覆面10番勝負」の中で、スーパー・デストロイヤーを相手に敢行している。
その後はタイガーマスクがマスクド・ハリケーンを相手に行っている。
2.敗者追放マッチ
敗けた選手が、そのテリトリーから追放される試合形式のため、海外では「ルーザー・リーブス・タウンマッチ」と呼ばれている。
あまり日本では馴染みが薄い試合形式でありますね。
昭和の時代のメキシコではガチで追放していたみたいです。
NWA全盛期の頃のアメリカでも頻繁に行われていたみたいですが、ダスティ・ローデスのように敗けても覆面を被って別のキャラ(ミッドナイト・ライダーとして活動。しかし正体はバレバレであった。)を演じて居残る時もしばしばあったみたいなので、あまりデスマッチという感じではないですね。
以上 昭和の時代のデスマッチでした。
デスマッチはその後、平成の時代に入るやFMWがド派手なデスマッチを敢行し、一大ムーブメントを巻き起こしている。
それでは、「平成のデスマッチ王」大仁田厚が考えた究極のデスマッチを、ちょっとだけ紹介しておきましょう。
1.ノーロ-プ有刺鉄線電流爆破デスマッチ
2.有刺鉄線バリケードマット地雷爆破デスマッチ
3.有刺鉄線電流地雷監獄リング時限爆弾デスマッチ
4.ノーロ-プ有刺鉄線電流爆破超大型時限爆弾デスマッチ
5.水中機雷爆破デスマッチ
6.ノーロ-プ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチ
もう最後のほうは何が何やら訳わかんなくなっちまってますね。
デスマッチは本来「完全決着をつけるための試合」を意味し、デスマッチという単語が使われ始めたときは「時間無制限の試合」を指していたそうです。
それでは 今回はこの辺で。
シーユ-ヾ(・◇・)ノ
コメント
2012/11/14 11:18
18. >
ジョニー
さん
大仁田くんのはTシャツにGパン姿だけど海外のはタキシードとか着るスタイルのストリートファイトもあるんですよ
返コメ
2012/11/14 10:21
17. 私はFMWのストリートファイトしかみたことありません![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://img.550909.com/emoji/ic_asease.gif)
新日本やUWFしか見てなかった私にとって場外戦が基本のストリートファイトは衝撃的でした
返コメ
2012/11/11 17:12
16. >もとさん
あの時代も今もそうだけど、インディのレスラーって学生プロレスの人みたいなのがいたから好きではなかったね
返コメ
2012/11/11 16:56
15. >☆コイサン☆さん
![[チュッ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_hearteye.gif)
![[青ざめ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_pinch.gif)
インディが
乱立してた時代も
今にして見れば
懐かしくも良い時代だったかな?
ちよっとレスラー
ぽくっない人も
リングに
上がってだけ
返コメ
2012/11/11 16:46
14. >もとさん
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
![[スマイルフェイス]](https://img.550909.com/emoji/ic_smile.gif)
![[冷や汗2]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_csweat02.gif)
![[がく~(落胆した顔)]](https://img.550909.com/emoji/ic_feel_down.gif)
![[表情(やれやれ)]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_csweat02.gif)
![[猫2]](https://img.550909.com/emoji/ic_cat02.gif)
そうですよね
週刊プロレスやゴングは欠かさずに読んでいた時期ですよね
今は週刊プロレスぐらいしかプロレス雑誌も発刊されてないですからね~
あとは季刊紙のGスピリッツとかしかないですからね
雑誌の世界もプロレス界は衰退してしまっている現状は非常に嘆かわしいです
唯一の愉しみは隔週発刊の「燃えよ!新日本プロレス」ぐらいかな
返コメ
2012/11/11 16:39
13. >☆コイサン☆さん
![[チュッ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_hearteye.gif)
あの頃
まだインターネットが
そんなに普及して無いから
インディの情報は
週間プロレスかゴング
かテレ東だったから
結構必死に見てましたね
返コメ
2012/11/11 16:33
12. >もとさん
![[ウッシッシ]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_foppish.gif)
電流爆破ですよね〓
確かに一世を風靡しましたもんね
返コメ
2012/11/11 16:19
11.
うーん![[ちっ(怒った顔)]](https://img.550909.com/emoji/ic_anger.gif)
デスマッチと言えば
自分としては
大仁田かな
いろいろ賛否両論あるけど
やっぱりプロレスに
一石投じた
感がありますね
返コメ
2012/11/11 10:13
10. >九郎義経![[ウマ]](https://img.550909.com/emoji/ic_horse.gif)
さん
![[晴れ]](https://img.550909.com/emoji/ic_sun.gif)
御早う御座います
ブルちゃんはリングに上がると究極のドSに変身しますね(-.-)
普段はおっとりしていて後輩の面倒見がよくて、慕われているらしいです(^.^)
返コメ
2012/11/10 22:18
9. >☆コイサン☆さん
いかにも…ブル様ヤツは、イヤ彼女は真の…Sに相違ないかと(笑)( ̄▽ ̄;)ノシ
具内トゥキック。o( ̄ー ̄θ★ケリッ!Zzzz …
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