伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.23
60代前半  埼玉県
2015/07/15 6:00
伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.23

伝説のレスラー番外編


炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.23


猪木の34年に渡るレスラー人生の中で文句なく3本の指に入る屈指の名勝負が今回お届けする試合です。

当時の国際プロレスのエースでIWA世界ヘビー級王者だったストロング小林が突如フリーになることを宣言し、馬場と猪木に挑戦状を送った。


馬場はそれを無視したが、猪木は直ぐ様呼応し記者会見を開いて小林の挑戦を受諾した。

力道山対木村政彦戦以来、実に20年ぶりに日本人トップ同士の対決が実現するのである。


実は日本のプロレス界では大物日本人対決がタブー視されてきた原因があった。

1954年12月22日 蔵前国技館で行われた力道山対木村政彦戦の日本ヘビー級選手権試合での出来事が原因なのだが…。

日本を代表する2大格闘家の対決は社会的に注目されていたのも要因のひとつかもしれない…。

その試合で突然 激昂した力道山は木村を空手チョップの乱打でボコボコにしてしまいレフリーストップ勝ちを収めたのだが、街の喧嘩のような殺伐とした後味の悪い結果にプロレス人気は暴落してしまったのだ。

以来 20年に渡り大物日本人対決は封印されてきたという経緯がある。


しかし猪木は小林が折角挑戦してくれた事を潰したくなかった。

何事もなかったことにして、無視などできなかったのだ。

小林と誰もが認める最高の試合をすることで力道山対木村政彦戦以来20年に及ぶ呪縛から解き放つつもりだったのだ!


斯くして猪木対小林戦は超満員の蔵前国技館で決戦の鐘が鳴るのを待つだけとなったのだっ!


☆名勝負23

1974年3月19日 東京・蔵前国技館
◇NWF認定世界ヘビー級選手権試合
◆90分1本勝負


vs ストロング小林 (挑戦者)


◯A猪木 (原爆固め 29分30秒)S小林●


※猪木がタイトル初防衛に成功


当日の国技館はまさに人、人、人!

どんだけ集まるのかと思うぐらいの超満員の人で溢れかえっていた。

なんせ館内に入りきらないファンが国技館の周囲を囲んでいたというではないか!

その数、3千人ともいわれている。


レフリーは中立という意味合いで元レスラーの清美川を起用した。

レッドシューズ・ドゥーガンでも良かったとは思いましたが…。

今でこそ清美川は知ってるが、当時は「誰だこのオカッパジジイは(; ̄Д ̄)?」って思ってたしね(-。-;)


話を戻して!( ̄- ̄)ゞ


遂に20年ぶりに大物日本人対決が始まろうとしている。

猪木のテクニックが勝るか?
小林のパワーと野心が勝るか?

世紀の1戦のゴングが鳴り響いた!


ゴングと同時にリング上には緊張感が漂い、開始から互いの技が決まらない展開が続く。

猪木が片足タックルにいけば、小林が巧みなステップワークでそれを躱す。

小林がサーフボードストレッチを狙えば、猪木は強引なヒジ打ちで阻止する。

なんとかテイクダウンに成功した猪木が、得意のリバースインディアンデスロックを仕掛けようとすると、小林は足を突っ張ってディフェンス。

更に飛びついて仕掛けたコブラツイストも抵抗に遭ってバランスを崩されてしまう。


なかなか技が決まらないピリピリした展開の中、猪木が強引にダブルアームスープレックスを繰り出す。

しかし小林が踏ん張ったためキレイな弧を描くことができなかった。
それでも猪木は仕掛けた。

起き上がり際に強烈な張り手一閃!

この1撃で小林は崩れるようにダウン。


猪木は再びコブラツイスト狙いにいくが、縺れあうようにしてリング下にに転落。

試合が激しく動き始めた!

場外では小林が猪木を鉄柱に叩きつけ、猪木は流血。

このチャンスに小林はナックルパートの連打から一気にブレーンバスターを決め、止めとばかりに必殺のカナディアンバックブリーカーを繰り出した!

しかし猪木は冷静だった。

コーナーのターンバックルを蹴り、1回転して着地。

直ぐ様リバーススープレックスで小林をマットに叩きつけ、バックドロップで追い討ち!

そして止めはジャーマンスープレックス!

決して完璧とは言えない決まり具合であったが説得力抜群のフィニッシュであった。

後に「首だけで支えたジャーマン」と言われ、現在でも伝説のジャーマンとして語り継がれている。


この久々の大物日本人対決はテレビ視聴率が20%を超え、翌日のスポーツ紙も全紙が1面で報じました。

それだけ注目が高かったのでしょう。

それにしても感情とプライドが先走りして噛み合い難いと言われていた大物日本人対決で、何故猪木と小林は日本プロレス史上に残る名勝負をやり遂げることが出来たのか?


その答えは後に
猪木が明かしてくれている。


◇猪木の告白◇

両者が互角ではなく、どちらかの実力がずば抜けていれば最高のパフォーマンスができる。

技を全て受けて、相手の力を引き出すことができる。

俺は小林の全てが見えていた。

見下ろして闘うことができた。



なんとっ!

30分にも及ぶ死闘は、全てにおいて猪木の支配下にあったのだ!

猪木は小林の力を引き出すことができたからこそ、この試合が名勝負と言われる試合となったのだと思います。

この猪木対小林戦で日本プロレス界の大物日本人対決の意識は180度変わったと言って良いのではないでしょうか。



以上(^O^)/

アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.23でした!


どうもアリガト~(-o-)/



※写真はこの試合の全てが凝縮されている猪木の原爆固めのみとさせてもらいます。
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コメント

60代前半  埼玉県

2015/07/15 6:41

4.  >>1 小3だよたくちゃんさん

木村が本気で闘ったら、今頃はプロレスの灯が消えて無くなっているかもしれませんね(¨;)

戦後の日本を活気づけてくれた力道山に、敬意を表した結果なのか…。

答えは謎ですね(・。・)

猪木 vs 小林!

2人に感謝です(^∧^)/

ダァ~ッ!Σ\( ̄□ ̄)/

50代後半  愛知県

2015/07/15 6:41

3. 
流血とジャーマンの記憶ありし(^。^)y-~

良き試合にて( ̄^ ̄)Nice

60代前半  北海道(道央)

2015/07/15 6:36

2. この試合は猪木は勿論…日本のプロレスの記念碑的試合ですわ!

団体の違うエースが一騎討ち

あのフィニッシュのジャーマン

半端ない(゜ロ゜;

50代前半  群馬県

2015/07/15 6:25

1. 伝説の男 木村政彦

何故本気で闘わなかったのか?

個人的には木村政彦は

当時最強だと思いました

猪木VS小林

いい試合でしたね

\(^o^)/ダー

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