伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.51
60代前半  埼玉県
2015/09/05 8:25
伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.51

伝説のレスラー番外編


炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.51


今回は少し時間を戻して、1976年に行われた初のパキスタン遠征の試合をお届けします。


猪木VSアリ。
世紀のスーパーファイトを無事に終えた猪木に、パキスタンから1通の対戦要望が送られてきた。

パキスタンの国民的英雄 アクラム・ペールワンが正式に猪木に挑戦してきたのだ!

しかもパキスタン政府がプロモートするという、正に国を上げてのビッグイベントに招聘されたのである。

アクラムからの対戦要求を飲んだ猪木は、勇んで完全アウェーの地へと乗り込んだのだ!


会場のカラチ・ナショナル・スタジアムには何と7万人(一説には10万人ともいわれていた)もの大観衆が詰めかけた。


リングの周りには銃を持った兵士が陣取るという日本では考えられない異様な雰囲気。

全てにおいて異常なムード。

かつてルー・テーズやジョージ・ゴーディエンコといったシューター相手に勝利したアクラム。

何と20年間無敗という凄まじい記録を持っている猛者中の猛者である。

しかし20年間無敗という言葉から判って頂けると思いますが、この時のアクラムは全盛期を過ぎていました。

ちなみにペールワンとは「最強の男」という意味で、格闘家の地位が日本では考えられないほど高いイスラムの世界では正に国民的英雄なのだ。


そして試合の直前になってアクラム側は猪木側に「これはノー・ルールの闘いだと思ってくれ!」といきなり通達。

掟破りとも言えるやり方であったが、これをも飲んだ猪木は覚悟を決めて決戦のリングへと上がった!



☆名勝負51

1971年12月12日 パキスタン カラチ・ナショナルスタジアム

◇格闘技世界一決定戦

◆1ラウンド5分 6回戦

vs アクラム・ペールワン

◯猪木(レフリーストップ 3R1分5秒)ペールワン


アクラムの実力は全盛期の猪木にとって、さほどの驚異ではなかった。

だがこれまでの会場の雰囲気で判ってもらえると思いますが、「負けるぐらいなら死ね!」という空気なのだ。

良い試合だったからといって拍手が沸き起こる世界ではない。

関節技が決まったぐらいでは絶対にギブアップなどしない。

恐らく中立の立場ということで呼ばれたイギリス人のレフリーも、下手な裁定でも下してアクラムを負けにしたら自分の命も危ないと感じたのであろう、完全にビビッていた。

セコンドに付いた藤原の「勝っても負けても殺される状況だった。」という言葉が実に生々しく聞こえる現場だったのだ。


1ラウンド 猪木がハンマーロックから腕ひしぎ十字固めを決めるもアクラムはギブアップなどしない。

レフリーも止める気配すらない。

そりゃ1ラウンド目でレフリーストップなんかしたものなら蜂の巣だからね(ーー;)


2ラウンドに入ると猪木はアクラムのスタミナを奪う戦法に出た。

終始、STFのような体勢でアクラムの上に乗り、顔面を容赦なく攻め続けたのだ。

しかし猪木の執拗な攻撃に業を煮やしたアクラムは、猪木の腕に噛みついたのだ!

だが猪木はアクラムの目に指を突っ込み、それを逃れている。


3ラウンド早々、猪木はアクラムの腕を捕りハンマーロックの体勢に入る。

腕をチキンウイングに極められたアクラムだかギブアップはしない。

レフリーも止めることができない。

仕方ないので腕を極めたまま更に反りかえる猪木。

ゴキュッと何かが潰れるような嫌な音がしたそうだ。

それでもギブアップをしないアクラム。

しかし異変を感じたアクラムのセコンドとドクターがリングに雪崩れ込んで来た瞬間、遂にレフリーが試合を止めたのであった。


腕が折れてもギブアップしないアクラムに、真の勇者の姿を見た1戦であったと共に、猪木のキラーの部分を見た1戦でもありました。



以上(^O^)/

アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.51でした!


どうもアリガト~(-o-)/

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コメント

60代前半  埼玉県

2015/09/06 7:57

40.  >>39 アギーさん

ちょうど特別編を挟んで
入れやすかったからね(^∧^)

実はもう1試合、飛ばしてしまったのがあったから、いい機会だったのでね(^ω^)

50代半ば  神奈川県

2015/09/06 6:39

39.  >>38 ★コイサン★さん
リクエストに答えてくれる博学なコイサンが好き。

60代前半  埼玉県

2015/09/06 6:03

38.  >>37 アギーさん

打撃技が全く無いのが逆に

猪木の凄味が出た闘いだった(・。・)

アクラム戦 約束クリア(^^)v

50代半ば  神奈川県

2015/09/06 5:10

37. 猪木の解説が付いた、ビデオで見たなぁ。

とにかく、猪木のグランドが冴え渡っていた。

プロレスの試合と言うよりも、歴史の影像のようだった。

60代前半  埼玉県

2015/09/05 22:22

36.  >>34 バルゴの神楽さん

自分の力を誇示しないでの勝ち方ができる人って少ないよね(^.^)

大技なし。

関節技や裏技だけで勝てるのが
アントニオ猪木なんだよね(^ー^)

60代前半  埼玉県

2015/09/05 22:18

35.  >>33 オルファさん

当時の猪木サンは自分の力に相当な自信があったみたいですね(^。^)

裏技や関節技を巧みに使いこなして、派手な大技を一切使わないでの勝利なんて日本の会場じゃ、あり得ない勝ち方をしてますもんね(^∧^)

攻撃に何の淀みもないところとか凄まじいばかりです(^_^)

40代半ば  大分県

2015/09/05 22:09

34. グレートアントニオ戦もですが、猪木さん怖いですよね(((^^;)

60代前半  北海道(道央)

2015/09/05 19:12

33. 誰もが得体知れないペールワンと闘いたくないでしょ

それを猪木は闘ったんだから…

喧嘩屋の自信と度胸が備わってるなぁって

やはり~キラーなんですよ!

猪木\(^o^)/

60代前半  埼玉県

2015/09/05 18:46

32.  >>31 ☆☆☆空我★★★JULIE&EXOTICSさん

わんばんこ( *・ω・)ノ

昼間の暑さが嘘のようですね(・。・)

こんな日は気温差で体調を崩しやすいのでご注意を(  ̄ー ̄)

60代前半  東京都

2015/09/05 18:35

31.  >>4 ★コイサン★さん

こんばんわ。コイ殿。

今宵は しじしーっすね。

☆☆☆空我★★★

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