伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木 珠玉の名勝負コレクション vol.63
伝説のレスラー番外編
炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.63
ハンセンを撃破し4度目のタイトル防衛に成功した猪木は、次の防衛戦の相手に"五輪の豪勇"の異名を持つケン・パテラを迎え5度目の防衛に成功。
6度目の防衛戦では、成長著しい"超人"ハルク・ホーガンを相手に防衛に成功した。
7度目は年末にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンにおいて"重戦車"ボビー・ダンカンを相手に防衛に成功。
1980年を締め括った。
明けて1981年。
最初の防衛戦には、再びケン・パテラを挑戦者に迎えて8度目の防衛に成功。
そして9度目の防衛戦の相手は"ニューヨークの帝王" ボブ・バックランドであったのだが、スケジュールの都合で来日できなくなり、急遽 スタン・ハンセンが代打で出場。
前年にIWGPの構想を発表した猪木はNWFを返上すると宣言し、最後を飾って2回の防衛戦を組んだのだ。
代打で出場したハンセンも自らのリングコスチュームを賭けて試合に臨んだのだが、最後はエキサイトした両者が場外で激しい乱闘を見せ、ブルロープを持ち出したハンセンと猪木は縺れるようにフェンスの外に出てしまい没収試合となってしまった。
そして5日後に猪木とハンセンの間で、王座決定戦を行うことになったのだ。
☆名勝負63
1981年4月23日 東京・蔵前国技館
◇NWF認定ヘビー級王座決定戦
◆60分1本勝負
vs スタン・ハンセン
◯A猪木(体固め 12分56秒)Sハンセン●
※猪木が19代目王者となると同時にIWGP開催に向けてタイトル返上。
1973年12月から猪木の腰に巻かれていたNWFヘビー級選手権が遂に封印される。
鹿児島の試合でコミッショナー預かりとなったタイトルを巡り猪木とハンセンは再び激突。
前回同様にハンセンは自身のリングコスチュームを賭けた。
一方の猪木は紫色のロングガウンと真紅の闘魂タオルを賭けた。
「勝った方が全てを獲り、負けた方は全てを失う。勝者はNWFの最後の王者として歴史にその名を刻み、その場でタイトルを永遠に封印する。」
そう約束されたこの決定戦。
勝利の女神はいったいどちらの勇者に微笑むのだ?
いよいよ決戦のゴングです!
序盤はグラウンドの展開。
ハンセンがレッグロックに猪木を捕らえて絞り上げる。
そして起き上がると同時に猪木の背中にエルボー爆弾投下。
強烈な一撃からシュミット式バックブリーカーへと流れるように技を繋ぐ。
フェイスロック気味のスリーパーに捕らえると、背後から猪木の胸板目掛けパンチを振り落とした。
序盤はハンセンのペースで試合が進む。
猪木はヘッドシザースで切り返すがハンセンは強引に振り解き、膝蹴りから胸板へキックをぶち込む。
倒れたところへトップロープを掴んで弾みを着けてのニードロップ2連発。
ハンセンの全体重が猪木の喉に突き刺さった。
そしてパイルドライバーで追い討ちを掛けるが、猪木は場外にエスケープ。
ハンセンはリングに戻った猪木をロープに振る。
先ずはショルダータックルで弾き飛ばす。
再びロープに振るハンセン。
しかし猪木はアームホイップで切り返し、そのまま腕ひしぎ十字固めに捕らえた。
だがハンセンパワーは、これを振り解くと猪木の喉元に膝を落とす。
更にロープに振ってのカウンターのドロップキック!
ハンセンのパワーに飲み込まれそうな猪木だったが、強烈なアリキックで流れを変えた。
そのまま足4の字に入ろうとしたがハンセンのブーツは嵩張るのか、思うように技に入れなかった。
ハンセンは猪木をロープに振り、カウンターのエルボーバットから、助走をつけてのダイビングボディプレスで襲いかかる。
しかし猪木はそれを躱すと、ドロップキックでハンセンを場外に吹き飛ばした。
エプロンに這い上がって来たハンセンにロープ越しの延髄斬り一閃!
リングインしたハンセンをロープに振り、カウンターのコブラツイストを極める。
ガッチリ極ったコブラツイストだったがパワーで振り解くと、そのまま猪木の喉元に膝を落とす。
そして倒れた猪木を引きずり起こしロープに振った!
ハンセンが左腕のサポーターの位置を直す。
出たぁ~っ!ウエスタンラリア~ット!!
透かさずフォールの体勢に入った!
万事休すの猪木。
しかしカウントはツー!
必殺技を返されたハンセンは呆然となったが、ブレーンバスターで追い討ちを掛ける。
フォールに入るが猪木の足がロープ外に出ていたためブレークするレフリー。
起き上がった猪木にエルボー。
そして助走なしのショートレンジからのラリアット!
猪木はダッキングしてそれを躱すと延髄斬り!
当たりが浅いと見るや透かさず2発目を叩き込んだ!
ダウンしているハンセンを尻目にコーナーに登る猪木。
立ち上がって来たハンセンにダイビングしての延髄斬りだ~!
再びダウンするハンセン。
すると猪木は、今度は反対側のコーナーに駈け上がった。
ダウンしているハンセンに狙いを澄ましてダイビングニードロップ!
フォールの体勢に入る。
カウント ワン! ツー!! スリィ~!!!
見事にハンセンからピンフォールを奪った猪木は勝利の雄叫びダァ~ッ!
敗けたハンセンが猪木に詰め寄る。
乱闘かと思いきや、猪木に握手を求める。
場内にどよめきが沸き上がった。
ガッチリと握手を交わす両雄。
潔く敗けを認めたハンセンは、リングを降りるとロングホーンを天に向かって突き上げ、得意の雄叫びを上げ静かに去っていった。
試合後、猪木はリング上でNWF王座の封印を観客に向かって改めて宣言。
全54戦にも及んだ、その栄光の歴史にピリオドを打ったのだ。
NWFの歴史は猪木の歴史と言っても過言ではない。
その黄金に輝くベルトには幾多の名勝負が刻まれてきた。
ジョニー・パワーズ、タイガー・ジェット・シン 、アンドレ・ザ・ジャイアント 、スタン・ハンセン 、ストロング小林、大木金太郎…歴戦の強者達が猪木に挑戦し猪木の前にひれ伏し、時には猪木を破り歴史に名を刻んできた。
その栄光の歴史が遂に封印される。
今後、猪木は世界統一に向け、新たな闘いに挑むのだ。
伝統のNWF王座の封印と共に。
以上(^O^)/
アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.63でした!
どうもアリガト~(-o-)/
コメント
2015/09/28 9:19
2. >>1 ババーテレサさん
オハヨー( ・ω・)ノ
最近のは特にDVDを観ながら書いてるから臨場感が溢れてるからだろうね(^.^)
夢にアブドーラが出てきたなんてプロレスマニアならではの夢ですな( ̄ー ̄)
返コメ
2015/09/28 9:03
1. おはよー
コイサンのプロレス日記
読むたびにプロレス観戦したくなります
なぜか昨日 夢にブッチャー出てきてびびった
返コメ