伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.65
60代前半  埼玉県
2015/10/02 5:50
伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木      珠玉の名勝負コレクション vol.65

伝説のレスラー番外編


炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.65


1966年10月 東京プロレスを旗揚げした猪木の許に、同じように日本プロレスを離脱した角界出身のレスラーが居た。

その男の名は木村政雄。

後のラッシャー木村である。

だが木村は猪木を慕って東京プロレスに参加したわけではない。

同じ角界出身の大先輩である、豊登道春に付いてきたのだ。

その証拠に、猪木と豊登の関係が拗れ始めると木村は国際プロレスに活路を求めた。

猪木と木村を結ぶ運命の糸は、ここで完全に切れたかに思われたのだが…。


マイナー団体と言われ、プロレス界のお荷物とも囁かれていた国際プロレスでジッと辛抱強く耐えた木村は、やがてIWA世界王者となり、その看板を掲げて1976年5月に1度、猪木に挑戦状を送ったが新日本サイドから「己を知れ」とかなり上から目線で対戦を拒否されてしまっている。


1981年8月。 国際プロレスは14年に渡る多難な歴史にピリオドを打ち、北の大地で崩壊した。

闘う場を失った戦士達は全日本プロレスに行く者と、新日本プロレスに行く者と分かれ、木村、浜口、寺西達は新日本プロレスを選んだ。

国際はぐれ軍団として新日本プロレスに喧嘩を売ったのだ!


そして遂に猪木は木村との一騎討ちを受諾。

東京プロレス旗揚げから15年。

同じ蔵前国技館で猪木と木村。

初対決のゴングが鳴った!


☆名勝負65

1981年10月8日 東京・蔵前国技館

◆60分1本勝負

vs ラッシャー木村

◯R木村(反則勝ち 10分35秒)A猪木●


試合の前に褐色の巨体が突如現れ、リングに入って来た。

黒い呪術師 アブドーラ・ザ・ブッチャーだ。

なかなかシングルマッチを組まない猪木に対して業を煮やし、アピールしに現れたようである。


何やらマイクを掴んで必死にアピールしていたが何を言っているのか全く聴き取れない。

イヤ、たとえ聴き取れたとしても英語だから解らないのだが(--;)


とにかく聴き取れた部分は

「イノキ~ρ(-"o"-;)」

だけだった(; ̄ー ̄A


そんなハプニングがあったのにも拘わらず猪木は冷静であった。


試合開始直後、挨拶代わりに奇襲の延髄斬りを叩き込み、あっという間にペースを掴んだ。

組み合ってから張り手を1発!

木村はお返しとばかりに張り手を繰り出すが猪木はガッチリとガードしてからアリキック。

間を置いて、組み合うと見せかけてヒザ蹴りをボディに2連発ぶち込んだ。

そして首投げからのスリーパーホールド。

ロープに逃げる木村。

ロープブレークの際にヘッドバットを見舞った。


猪木は片足タックルでテイクダウンを奪うが、木村はヘッドシザースで切り返す。

猪木はロープに逃げる。

倒れたままの猪木に木村が今度は張り手を見舞った。

猪木はエキサイトしキックで応戦。

立ち上がってからスライディングレッグシザースで木村を倒すと透かさず背後からフェイスロックに捕らえた。

軽くエルボーブラッシングで顔面を抉ってから腕ひしぎを狙うが、木村はロープに逃れる。


この辺はかなり猪木を研究しているように見える。


木村は片足タックルからテイクダウンを奪うと、猪木の右足首を攻める。

猪木はロープに逃れると、立ち上がってから張り手を2連発。

木村も張り手で応戦するが猪木には当たらなかった。

猪木はショートレンジからのエルボースマッシュ2連発。


木村はヘッドバットで応戦。

猪木も負けじとヘッドバットを繰り出すが、石頭の木村には通用しなかった。

しかし猪木は木村の片足を取りテイクダウンさせる。

この辺のインサイドワークは猪木に一日の長がある。

なかなか攻め込めない木村。


木村は平手打ちから逆水平で、猪木をコーナーに追い詰める。

だけど猪木はアリキックからミドルキックで流れを簡単に変える。

そして場外に木村を投げ飛ばした。


しかし木村はリング下から猪木の足を掬い場外へと強引に引きずり降ろしチョップて猪木を攻め込む。

エプロンに倒れ込んだ猪木はそのままリングに戻った。

木村はリングに入ると再び平手打ちと逆水平で猪木を追い込む。

しかし猪木は巧みなロープワークを駆使して木村を場外へと叩き落としたが勢い余って自身もリング下に転落。

打ち所が悪かったのか、うつぶせのまま暫く動けずにいた。


そこへ木村は容赦無いヘッドバットから鉄柱へ猪木を叩きつけた。

いち早くリングに戻った木村を追うように猪木もリングに戻る。

額にうっすら血が滲んでいる。

木村はヘッドバット2連発。

再び場外に落ちる猪木を追いかけて木村は鉄柱攻撃で更にダメージを加えた。

今度は完璧に猪木の額から血が滴り落ちている。

先にリングインした木村は猪木が戻るのを待ってからヘッドバット。

平手打ちから逆水平!

平手打ちから逆水平!

ダウンする猪木。

フォールの体勢に入る木村。

だがカウントは2。

猪木は立ち上がると
電光石火の延髄斬りだぁ~!

完璧に入った!

更に顔面を真っ赤に染めながらナックロアロー!

そしてショルダーアームブリーカー2連発から、引きずり倒して腕ひしぎ十字固め!

今度はガッチリと極る。

しかし木村の足がロープに掛かる。

ロープブレークだ。


だがしかしレフリーの制止を無視して更に絞り上げる猪木。

まったく離す気配がない。

レフリーのカウントが進む。

ワン! ツー!! スリー!!! フォー!!!!

ファイブ!!!!!


レフリーはカウント5を数えてからゴングを要請。


猪木の反則負けを宣言した。


こうして猪木対木村の初対決は、木村に凱歌が上がってしまったのであった。


しかし、この暴走の反則負けは猪木一流の作戦だったのかもしれない。

遺恨が深まる内容にしておけば必ず再選が決まるはず。

その読み通りに再選が決定。

そして再選では木村を流血に追い込み、最後は再び腕ひしぎ十字固めで木村からTKO勝ちを収めている。


稀代の名優 アントニオ猪木は転んでも只では起きなかったのだ。


以上(^O^)/

アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.65でした!


どうもアリガト~(-o-)/
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コメント

60代前半  埼玉県

2015/10/02 10:56

10.  >>9 [リボン]パンダ♪さん

木村は「金網の白鬼」と
呼ばれていたからね(  ̄▽ ̄)

40代後半  北海道(道央)

2015/10/02 10:49

9. 黒タイツだぁ~。。。。゛(ノ‥)ノ

ラッシャーさんは色白ですね。

60代前半  埼玉県

2015/10/02 9:05

8.  >>6 九郎 義経 [ウマ][あせあせ(飛び散る汗)][ぴかぴか(新しい)]さん

あれって英語だよね(¨;)

実はそれすら分からない(* ̄∇ ̄*)

60代前半  埼玉県

2015/10/02 9:04

7.  >>5 ババーテレサさん

オハヨー( ・∇・)ノ

あの頃の新日本プロレスは
活気があったよね(^ー^)

浜口はマイクパフォーマンスも上手かった(^.^)

寺西は地味だけどテクニックは
抜群だったしね(・o・)

木村のラッシングパワーは今 改めて観直しても凄まじいしね(・。・)

マイクはダメだけど(≧∇≦)

50代後半  愛知県

2015/10/02 8:41

6. 
いかにもブッチャーがマイクで叫んでおったな(笑)(^。^)y-~~

この試合は覚えておりし(笑)

60代前半  東京都

2015/10/02 8:39

5. おはよー

寺西や浜口が居た新日

賑やかで好きでした

ラッシャーさんは何回かお見かけした事があります

大きくて胸板厚くてびっくりしました

この後位から藤波 長州の活躍する時代に入りましたよね

コイサンの猪木愛

しっかり伝わる日記でした(*^_^*)

60代前半  埼玉県

2015/10/02 8:20

4.  >>3 しんのすけさん

秋田犬を飼っていたそうです(^.^)

ちなみにワタクシも秋田犬を飼っています(^∧^)

60代半ば  東京都

2015/10/02 8:05

3. たしか大相撲出身で不器用なレスラーだったけどタフでしたね。
晩年はマイクパフォーマンスで有名になったけど国際プロレス時代は金網の鬼と言われて必ず流血していた印象が強いなかでも、いい人感が滲み出ていました。
プライベートでも大の犬好きで好人物だったようです。

60代前半  埼玉県

2015/10/02 7:27

2.  >>1 ファンキーさつき☆秋の大感謝祭[野球][グッド(上向き矢印)][手(チョキ)]さん

オハヨーチャン( ・∇・)ノ

木村のほうが2つ上だったと思うよ(・o・)

まだ顔も身体もパンパンの頃だね(^.^)

2015/10/02 6:42

1. おはよーぬ[手(パー)]
木村は若いな[グッド(上向き矢印)]
どちらが歳上なんだろう?
(  ̄▽ ̄)

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