伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木 珠玉の名勝負コレクション vol.69
伝説のレスラー番外編
炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.69
アントニオ猪木がプロレスラー生活の集大成として実現させた大会が「インターナショナル・レスリング・グランプリ」であった。
通称「IWGP」。
その大会には猪木の愛弟子である藤波辰巳や長州力、そして猪木との両輪で新日本プロレスを支えてきた坂口征二らは予選リーグで脱落し、正式参加を果たせなかった。
そんな中、別のルートで参加資格を得たのが前田日明であった。
前田は1982年から83年にかけてイギリスに遠征し、「クイック・キック・リー」のリングネームでイギリスマット界を席巻。
ウェイン・ブリッジを破りヨーロッパ・ヘビー級選手権を獲得。
その実績を買われて、何とヨーロッパ代表としてIWGPへの参加資格を得たのだ。
その前田が猪木に挑んだのが今回の試合。
前田は試合前にフルネルソンスープレックスを仕掛けると予告している。
藤波、長州、キラー・カーンとの師弟対決で常に高い壁であり続けた猪木が、スパークリングフラッシュと言われる前田を相手に、いったいどんな戦法を見せるのか?
猪木対前田。
最初にして最後のシングル対決。
注目の1戦です!
☆名勝負69
1983年5月27日 香川県・高松市民文化センター
◇IWGP決勝リーグ戦
◆60分1本勝負
vs 前田日明
◯A猪木(体固め 12分57秒)前田●
序盤は両者手探りの状態。
前田は師匠の猪木を前にしても臆する事なく、基本に忠実に積極果敢に攻め込んだ。
猪木が張り手で挑発すると、直ぐ様張り手でやり返す。
度胸もいい。
しかし手数で猪木に圧倒され、コーナーに追い詰められて胸板へのパンチの洗礼を浴び、場外に放り投げられてしまう。
リングに戻って来た前田は冷静にサイドヘッドロックからフライングメイヤーで猪木を攻める。
ヘッドロックを掛けられたままの状態から猪木は立ち上がると、強引にバックドロップで切り返した。
序盤から飛び出た大技に、この試合に対しての猪木の気合いが感じられる。
少し間合いを取った前田は、組ついたと同時にスロイダーで猪木をキャンバスに叩きつける。
そして猪木をロープに振り、カウンターのエルボーバットからフォールの体勢に入るがカウントは2。
立ち上がり、首投げから首四の字に捕らえるが、柔軟性を利して猪木は脱出。
直ぐ様、得意のリバースインディアンデスロックに前田を捕らえた。
インディアンデスロックから弓矢固めに移行する猪木得意の流れで攻め込むが前田の柔軟な身体には効果はなかったようだ。
弓矢固めが崩れると後ろからフェイスロックで絞り上げる猪木。
両者共に汗の量が半端じゃない。
前田がダブルリストアームサルトの体勢に入ろうとした瞬間、猪木は巧みにそれをカットし、逆にリバースのフルネルソンに前田を捕らえる。
この体勢から猪木にはダブルアームスープレックスがあるぞ!
しかし前田はガッチリと腰を下ろし、これを防御すると逆にフロントヘッドロックからグラウンドへと引き込んだ。
そして一瞬の隙を突き、片逆エビ固めから逆エビ固めに持ち込む。
ギブアップしないと見るや自ら技を解きジャンプ一番、猪木の腰にエルボードロップを落とした。
そして腰へのヘッドバットからロープに振って、カウンターのドロップキックからギロチンドロップで猪木を追い込む。
フォールの体勢に入るがカウント2で返す猪木。
前田は更にスリーパーホールドから三角絞めで猪木を追い込むが、硬直状態になったのでレフリーがブレークを命じた。
立ち上がり猪木のバックを窺う前田だが、猪木も素早くそれを察知し逆にバックを取る。
前田もそれをカットし再びバックを取ろうとするが猪木はそれを返し絶妙なタイミングで卍固めに前田を捕らえた!
しかし汗で首の掛かりが浅かったので猪木は自ら技を解く。
前田が立ち上がり猪木にパンチからニーリフト2連発を浴びせるが、ロープにもたれる猪木に安易に近寄ったため、アッサリと場外に投げ飛ばされてしまった。
この辺の駆け引きは百戦錬磨の猪木には到底敵わなかったようだ。
いくら流れを手繰り寄せても、また猪木に戻されてしまう辺りは前田もまだまだ若いなと感じてしまう瞬間であった。
前田はリングに戻ってくるや猪木のボディに前蹴りからミドルキック、エルボーで畳み掛けると、ここで一気に流れを掴もうとロープに振ってカウンターのニールキックを浴びせた!
1回転して倒れる猪木。
更にジャンプしてのパイルドライバー!
フォールの体勢に入るがカウントは2。
ここがチャンスと見た前田の大技の波状攻撃は止まらない。
猪木のバックに回るやジャーマンスープレックス!
これもカウント2で跳ね返す猪木。
ここで前田は試合前の予告通りにフルネルソンスープレックスを繰り出した!
しかしこれもカウント2で返した猪木は、不用意に近づいた前田に延髄斬り一閃!
アッサリと激戦にピリオドを打ったのだ。
前田の若さ故の詰めの甘さ。
そこを見逃さない猪木の修羅場潜りの巧みの戦闘能力が勝った1戦でした。
以上(^O^)/
アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.69でした!
どうもアリガト~(-o-)/
コメント
2015/10/13 22:36
26. >>23
珠利奈
じゅりなさん
そうだね(^ー^)
マイペースね(^.^)
返コメ
2015/10/13 22:35
25. >>22 レインメーカーさん
1番ムカついたのはロープに振られるのを拒むところだね( ̄" ̄)
それからブレーンバスターとかを繰り出さなくなったところも気に入らなかった(・o・)
佐山がUでトップだった頃は
もっと質が悪かった(-_-#)
前田より佐山のほうが頭が可笑しかった気がしますね( ̄* ̄)
返コメ
2015/10/13 22:30
24. >>21 九郎 義経![[ウマ]](https://img.550909.com/emoji/ic_horse.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://img.550909.com/emoji/ic_asease.gif)
さん
あの時代の前田は気が狂れていたから藤波戦の時よりもキックを乱発しただろうね(-.-)
そうなるともうプロレスじゃないよ( ̄* ̄)
キックが当たる当たらないとかの問題じゃないと思うんだよね(~_~;)
返コメ
2015/10/13 21:20
23. >>18 ★コイサン★さん
そうなんや~
マイペースね
返コメ
2015/10/13 21:15
22. >>19 ★コイサン★さん
佐山や前田も、あの時代の新日の厳しい練習に耐えて
プロレスラ-になったのだからプロレスを否定するような発言をするのは、やめて欲しかったですね…。
場外乱闘や反則攻撃も含めてプロレスだし、他の格闘技やスポーツにないプロレス独自の面白さがあるのだから!
まあアントニオ猪木の偉大さに叶わなかった息子達が駄々こねて家を飛び出したって感じッスかね…。
おかしな例えになってしまったかなぁ(~O~;)
返コメ
2015/10/13 21:01
21.
あのダブルノックアウトとなった藤波のごとく、ほぼ受け止める闘いは
猪木サンはしなかったであろうかのぅ
(^。^)y-~
返コメ
2015/10/13 20:56
20. >>17 しんのすけさん
昔のごっついプロレスラー同士の
力対力。
技対技。
力対技。
あの時代のプロレスラーの迫力や
人間離れしたパフォーマンスの数々。
エンターテイメント化した現代のプロレス界では到底観ることが出来ない化け物同士の闘い。
いつの日かまた観たいと思っていましたが、無理だと判った今は、あの時代のプロレスを懐かしむしかありません(-.-)
返コメ
2015/10/13 20:50
19. >>16 レインメーカーさん
確かに
この時代の前田は実に良かった(・o・)
しかし彼はキックに頼り過ぎたね(-。-)
U時代の彼には
全く魅力を感じなかった(-.-)
佐山も同じだね( ̄ー ̄)
結局共倒れしたけど(^_-)
ワタクシも新日に復帰した時に猪木サンと闘わなくて良かったと思います(・_・)
もう少しで全快です。
皆さんの温かい励ましの言葉が嬉しい限りです(^ー^)
ありがとう(*^ー^)ノ♪
返コメ
2015/10/13 20:42
18. >>15
珠利奈
じゅりなさん
これは入院する前に既に出来上がっていた日記なんだよ(・。・)
まだ安静にしてるから(~_~;)
返コメ
2015/10/13 19:08
17. プロレスが観たい。
殴る蹴るだけでも関節だけでも飛び技だけでも凄みのあるレスラー同士の試合を観てみたい。
個性と個性のぶつかり合いと融合、わくわくするような戦い。
のらりくらりの試合展開でも必殺技で決めるキラリと光る老獪なレスラーも懐かしい。
だいぶプロレスから離れて年月が経ちましたが記憶を呼び起こしてくれたコイサンに感謝。
ありがとうございます。
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