伝説のレスラー 番外編 アントニオ猪木 珠玉の名勝負コレクションvol.83
伝説のレスラー番外編
炎のファイター '燃える闘魂 'アントニオ猪木
「珠玉の名勝負コレクション」vol.83
これこそ闘う男達の400年ロマン!
武道や剣術、格闘技に興味を持つ日本人なら「巌流島」の名前を知らない人は居ないと思う。
本州と九州を隔てる開門海峡に浮かぶ小さな島だ。
巌流島は慶長17年(1612年)4月13日に剣豪で名高い宮本武蔵が巌流・佐々木小次郎を決闘で倒して以来、巌流島と呼ばれるようになったが、正式名称は大字彦島宇船島という。
総面積10万4千平方メートルの孤島で、昭和46年以降は無人島となっていた。
そんな小さな無人島は、勝負に命を賭けた男達に、永遠の格闘ロマンを感じさせていたのだ。
その闘う男達のロマンを巌流島で実現させたのは言うまでもないアントニオ猪木である。
対戦相手には因縁のマサ斎藤を指名。
ここに昭和の巌流島決戦が火蓋を切って落とされたのである。
☆名勝負83
1987年10月4日 山口県下関市巌流島特設リング
◇時間無制限1本勝負
vs マサ斎藤
○A猪木(TKO 2時間5分14秒)マサ斎藤●
猪木の卓越したアイデアと実行力でで実現したこの1戦は、観客を1人も入れず、レフリーもセコンドも付けずに、どちらかが倒れるまで続けるというプロとしての常識を越えた格闘技の原点のような闘いであった。
巌流島の東側に設置された特設リングはロープ以外は、何もかもが真っ白に清められ、中央には御神酒と榊が供えられている。
そして今回のリングはレオン・スピンクス戦で使用したリングである。
通常のプロレスのマット違い、1枚薄いマット構造となっている。
舞台は整った。
しかし猪木は決戦前日に39度台の高熱を出してしまった。
当日に点滴を投与し熱は下がったが体調は万全ではないだろう。
試合は日の出と共に開始という事になっていたが、猪木が船で島に上陸したのは14時31分。
遅れること1時間半。
16時にマサ斎藤が上陸した。
宮本武蔵を意識したのだろう。
報道陣に対して立会人の山本小鉄と坂口征二から決戦開始は16時30分と告げられる。
双方の控え室に山本小鉄が試合開始時間を告げに行く。
立会人の2人が立会人席に着く。
まだ両者、控え室から出て来ない。
16時33分 先にマサ斎藤が現れた。
猪木はまだ出て来ない。
結局、斎藤もリングに2分居ただけで控え室に戻ってしまった。
心理戦の様相を呈してきた。
そして無人のリングが映し出される。
30分後の17時02分に斎藤が控え室を出て来て「o(* ̄○ ̄)ゝイノキ~!」と叫ぶ。
猪木が控え室から姿を現す。
リングを間にして睨み合う両雄。
先に斎藤がリングに上がった。
猪木は動かない。
斎藤がリング上で「どうした~!」と叫ぶ。
すると猪木は再び控え室に戻る。
悔しそうな顔をする斎藤。
先に島に上陸したのは猪木だったが、先に決戦の場に現れて相手を待ってしまったのは斎藤だからだろう。
ここで武蔵と小次郎が逆転してしまった。
猪木は控え室から現れて、やっとリングに歩を進める。
リングをグルリと周り歩き、何やら確かめている様子が覗える。
斎藤も一旦、リングを降り猪木の方へ歩み寄る。
猪木が止まる。
後退りする。
斎藤が再びリングに上がる。
猪木がリングから離れる。
直ぐにリングに近寄りリング下から斎藤に一声掛ける。
そして17時06分。
遂に猪木がリングに上がった!
闘いは殆んどがグラウンドの攻防に終始。
締め技、関節技の応酬が延々と続く。
正に「闘いの原点」に還ったような内容となったのだ。
中盤までの大技は猪木のバックドロップとボディスラムだけ。
中盤以降にリング下での攻防となり、17時45分に照明が点され、17時58分には用意されていた篝火(かがり火)に火が落とされた。
この辺りから闘いが激しく動く。
猪木の鉄柱攻撃により斎藤が大流血に追い込まれる。
猪木も斎藤の篝火用の薪による凶器攻撃で大流血。
殴り合い。頭突きの攻防。
リングに戻り大技の攻防。
猪木のブレーンバスター、延髄斬りに対して斎藤の捻りを加えたバックドロップの応酬が続く。
最後は猪木がリング下で斎藤をスリーパーホールドで絞め落とし、張り巡らしてあったロープを潜り抜け勝利。
凄まじい試合内容であった。
実質の試合時間は1時間35分ぐらいであったのだが、両雄が力の尽きるまで闘い抜いた壮絶な試合内容、更に巌流島で闘うといった卓越したアイデア。
現代のスマートなプロレスとは違い、生々しいまでのド迫力は、やはり猪木ならでは。
それに応えた斎藤もまた凄いレスラーであった。
以上(^o^)/
アントニオ猪木
珠玉の名勝負コレクションvol.83でした!
どうもアリガト~(-o-)/
コメント
2015/12/10 10:51
18. >>9 あやさん
試合の結果は分かってないんだよ(^^)
返コメ
2015/12/10 10:50
17. >>14 アギーさん
あれだけの死闘は
なかなか出来ないと思うよ(・o・)
アイデアもさることながら
実行力に脱帽だね(^ー^)
返コメ
2015/12/10 10:48
16. >>12 レインメーカーさん
馳や大仁田は直ぐに
真似したがるんだよね(ーー;)
頭が良いわりにアイデアが浮かばないんだろうかね(・_・)
巌流島の決闘は猪木vs斎藤だけで終わらせたかった(--;)
返コメ
2015/12/10 10:45
15. >>10 九郎 義経![[ウマ]](https://img.550909.com/emoji/ic_horse.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://img.550909.com/emoji/ic_asease.gif)
さん
わかりづらいぞ(ーー;)
返コメ
2015/12/09 20:20
14. ドラマ性と伝記が食指をそそる試合だったね。
世間を巻き込む、キワモノとしてのケレン味を実力で熱い闘いに昇華させた猪木とマサは凄いよね。
返コメ
2015/12/09 20:15
13. >>11 あやさん
健闘を祈る(爆)(*^^*)グナイ
返コメ
2015/12/09 19:14
12. 本来観客の居ない中で試合するのは、プロレスと言えないと思うけどこの二人の試合は、それを越えた何かがあったような気がします(;o;)
二番煎じみたいな感じで、馳とシンがやったけど全然意味合いも違うし、やらないで欲しかったッスね…。
マサと猪木サンしか出来ない試合だったし、闘いの原点みたいな感じの試合に感じました!
返コメ
2015/12/09 18:46
11. >>10 九郎 義経![[ウマ]](https://img.550909.com/emoji/ic_horse.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://img.550909.com/emoji/ic_asease.gif)
さん
ブレン パンスト(≧∇≦)V
返コメ
2015/12/09 18:13
10. >>4 ☆コイサン☆さん
婆さん一等v(。・ω・。)v
返コメ
2015/12/09 18:05
9. >>8 ☆コイサン☆さん![[ウィンク]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_wink.gif)
試合の結果がわかってても
応援してしまうて好きな
選手だとたまらないでしょうね
私は小さく 微笑んでるみたいです(笑)
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