伝説のレスラー 番外編 もしもシリーズ第3弾 もしも日本プロレスが存続してたら?#2
伝説のレスラー 番外編
もしもシリーズ第3弾
「もしも日本プロレスが存続してたら?」
2回目ですヽ( ̄▽ ̄)
~前回までのあらすじ~
1971年一杯で引退すると宣言し、インターナショナルヘビー級王座を返上した力道山。
日本プロレスは空位となったインターナショナルヘビー級選手権争奪トーナメントを開催すると発表。
出場メンバーは豊登道春、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、大木金太郎、上田馬之助、坂口征二、ヒロ・マツダの7選手。
この7選手でトーナメントを開催し、優勝した選手が力道山の後を継ぎ、日プロのエースとなるのだが…。
……………………………………………………
1971年〇月〇日
トーナメントのルールが発表された。
◇ルール
1.試合は全試合60分1本勝負
2.時間切れ引き分けは再試合
3.両者リングアウトの場合は両者失格
「こんな厳しいルールは初めてだっ…。」
選手は一同に言葉を発した。
そしてシードの豊登以外は対戦相手を決めるため、その場で抽選を行った。
「50音順に引きなさい!」
力道山が力強く言うと猪木が席を立った。
左からA-1、A-2、B-1、B-2、C-1、C-2、シードに分かれたトーナメント表をチラッと見る猪木。
猪木は何処だ。
全員の眼が猪木に注がれる。
猪木はダァッと言いながら素早く抽選箱に手を入れ、シャアッと言いながら素早く1枚引き出し力道山に手渡す。
力道山はそれを開き、頷きながら会場に見せ「Aの1」と発表。
「猪木はAの1かぁ~(・。・)」
猪木に続いて上田が席を立った。
「上田は何処だ?」
全員の眼が上田に注がれる。
上田がゆっくりと抽選箱に手を入れ、ゆっくりと1枚引き出した。
力道山が上田から受け取ると「Aの2!」と発表した。
会場がザワザワする。
席に戻った上田は猪木に「お手柔らかにな。」と言って手を差し伸べた。
猪木は一瞬、上田を見た後その手を力一杯握り返した。
次に大木が席を立つ。
大木は力道山の顔を見る。
力道山は軽く頷いた。
大木は大きく深呼吸をして抽選箱に手を入れるとガサガサと掻き回してから1枚引き出した。
大木から抽選シートを受け取った力道山は、会場に見せる前にトーナメント表をチラッと見てから「Bの2!」と言いながら会場に見せた。
会場にざわめきが起こる。
大木は席に戻ると苦虫を噛み潰したような顔をして目を閉じた。
続いて坂口の番だ。
坂口がガタッと音を発て椅子から立ち上がる。
ガッガッガッと早足に抽選箱に近寄る。
箱に手を入れると探るようにしてから1枚取り出した。
力道山に渡す。
力道山は開いてからトーナメント表を確認し「Cの1!」と発表する。
これを見た馬場は直ぐに立ち上がると大股で抽選箱に歩み寄る。
坂口はまだ横に居た。
馬場は抽選箱に手を入れようとしたが箱の入り口が小さ過ぎたため手が入らない。
軽いハプニングが発生。
力道山は笑いながら「馬場。小島に先に引かせなさい。」と言いマツダを手招きして呼んだ。
馬場は苦笑いを浮かべながら、その場で待っている。
坂口はいつの間にか席に戻っていた。
マツダはゆっくりと立ち上がると、ゆっくりと抽選箱に近寄った。
そして手を入れる。
会場全員の眼がマツダに注がれる。
どっちだ?
大木か? 坂口か?
どっちだ?
抽選シートを力道山に渡したマツダはさっさと席に戻ってしまった。
力道山はニヤリとしながら会場に抽選シートを見せると「Bの1!」と発表。
大木がピクッと動いた。
マツダは無表情で腕を組んだまま微動だにしない。
そして必然的に残りのひとつ、坂口の対戦相手は馬場に決まったのである。
馬場と猪木は決勝戦まで顔を会わせない。
ここで会場の隅に居た豊登が立ち上がると大きな声で馬場に向かって「おいっ馬場っ!勝ち上がってこいよ!」と声を掛ける。
それに対して馬場は「坂口も強いですよ。」と軽く受け流す。
豊登は続け様に「坂口なんざ、まだまだお前に勝てるわけないだろ。 とにかく俺はお前と闘いたいんだよ。 俺のほうがお前より上だというところを世間に思い知らせてやりたいんだ。」と馬場を挑発する。
しかし馬場はそれ以上相手にせずに静かに席に着いた。
抽選の結果、1回戦の対戦カードは以下の通りとなった。
Aブロック アントニオ猪木vs上田馬之助
Bブロック 大木金太郎vsヒロ・マツダ
Cブロック ジャイアント馬場vs坂口征二
そして1回戦シードの豊登道春が2回戦からの出場となる。
力道山が「この組み合わせとルールに異議のある奴は居るか?」と全員の顔を見渡す。
誰も返事はしなかった。
力道山は「よしっ! では来週から始まる新シリーズでトーナメントを開催するぞっ!ハッハッハッ!」
と高らかに笑って締め括った。
いよいよインターナショナルヘビー級王者を決める…いや…日本プロレスのエースを決めるトーナメントが開催されようとしていたのだ!
つ づ く ~to be continued
※写真は左から
◇豊登道春
◇ジャイアント馬場
◇アントニオ猪木
コメント
2016/10/02 8:10
2. >>1 エリさん
オハヨー( *・ω・)ノ
それも有り得る展開ですね(^.^)
そしたら再度トーナメントをやるしか
ないでしょうね( ̄◇ ̄)
返コメ
2016/10/02 6:44
1. おもしろ~いっ(*^∀^*)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://img.550909.com/emoji/ic_asease.gif)
両者リングアウトで失格とは、キビシイですね
全員失格になっちゃったりして(笑)
返コメ