伝説のレスラー 番外編 幻の1戦 スタン・ハンセン VS ブルーザー・ブロディ
伝説のレスラー 番外編
かつて全日本プロレスのリングで世紀の1戦が行われるはずだった。
主役はスタン・ハンセンとブルーザー・ブロディの2人。
超獣コンビやミラクルパワーコンビと呼ばれ、日本中のプロレスファンから絶大なる支持を得ていたスーパータッグチームの両雄である。
しかし実現しなかった。
実現しなかった世紀の1戦は、1988年8月29日、東京・日本武道館で行われる予定だった。
このスペシャルナイトのビッグイベントには「サマーナイト・オールスター・ウォーズ」というタイトルが用意されていた。
プロモーターにはジャイアント馬場。
"夢のカード"をファン公募する前から馬場はハンセンVSブロディになることは分かっていただろう。
80年代の全日最強外人レスラーは、誰がなんと言おうとハンセンとブロディだったからだ。
両雄がシングルマッチで激突する前にタッグマッチながら、本の数十秒間だけだが相対峙した時があった。
1987年11月開幕の「世界最強タッグ決定リーグ戦」開幕第2戦の後楽園ホールのリングでのこと。
ハンセンのパートナーはテリー・ゴディで、ブロディのパートナーはジミー・スヌーカだった。
恐らく、この時の1戦のファンの異常な盛り上がりを見ていた馬場は、近い将来必ず「ハンセンVSブロディ」を実現させようと考えていたのではないだろうか。
しかし誰もが驚愕した事件が遠い異国のプエルトリコで起きてしまったのだ。
1988年7月16日。
プエルトリコ・サンファンに在るバイヤモン・ロブリエル球場のドレッシングルームでブロディは、同じレスラー仲間のホセ・ゴンザレスに腹部をナイフで刺され、サンファン市内の病院で手術中に出血多量のため帰らぬ人となってしまったのだ。
【ブロディ殺害される】
このショッキングな事件のニュースは瞬く間に世界中に知れ渡り、プロレスファンだけでなく一般の人達をも震撼させたのだ。
それは実に残酷なタイミングだった。
ハンセンVSブロディで話題を独占し、一山当てようと目論んでいた馬場だけでなく、その試合を心から待ち望んでいた我々プロレスファンにとっても夢のカードを潰されてしまったのだから…。
8月29日に予定されていた「サマーナイト・オールスター・ウォーズ」日本武道館大会は「ブルーザー・ブロディ・メモリアルナイト」となりブロディの追悼大会へと変わった。
ブロディと世紀の1戦を行う予定だったハンセンはアブドーラ・ザ・ブッチャーとシングルマッチで対戦。
未亡人のバーバラさんと長男ジェフリー君も来日し、ハンセンにチェーンを渡した。
ハンセンはそれを左手に持ち入場。
観客はブロディ得意の雄叫び「ウォッ!ウォッ!ウォッ!」を大合唱している。
試合はハンセンの反則勝ちで終わった。
試合終了のゴングが鳴り響く中、ハンセンはリングの真ん中で何かに憑かれたかのようにチェーンを振り回している。
そしてブロディの入場曲「移民の歌」が武道館に流され、観客はいつまでもブロディコールとハンセンコールを繰り返していた。
それはまるでブロディを蘇らせるための儀式のようでもあった。
盟友ブロディや信頼できるプロモーターの馬場。
ルーキー時代、共にサーキットを回った鶴田。
皆、先に天国に逝ってしまった。
それでもハンセンはリングに上がり続けた。
東京ドームで引退セレモニーをしたその日まで、ハンセンは全日本プロレスで高い高い山となって君臨したのだ。
世紀の1戦は幻に終わって良かったのかもしれない。
何故なら、いつまでも強いハンセンと強いブロディがワタクシの心の中に遺っているからね。
以上(^-^)/
幻の1戦
スタン・ハンセン VS ブルーザー・ブロディでした!
どうもアリガトーヽ(・∀・)ノ
コメント
2017/01/31 17:15
4. >>2 銀毛狐 ~仕事中~さん
オツカレチャン( *・ω・)ノ
無かったはずだよ( ̄ー ̄)
スーパースター列伝ではあったって事らしいけど本当かどうかは分からないや(~_~;)
返コメ
2017/01/31 17:13
3. >>1 あやねさん
ハンセンとブロディはメチャクチャ強かったです(^^)
史上最強だったでしょうね(^.^)
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2017/01/31 17:12
2. お疲れさまだす<(_ _)>
この一戦は是非是非実現して欲しかっただすなあ(ΦΦ;)~゜
ブロディハンセン戦ってアメリカとかでもなかったんだすか?(ΦΦ?)
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2017/01/31 17:05
1. ハンセンとブロディの試合も観たかったですが、タッグも観たかったです。
私が、プロレスを見始めた時は、ブロディは亡くなってましたから、伝説でしかない状態です。
よく、前の会社の上司に「生で観戦した事あるぞ?」って自慢されて悔しい思いをしました。
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