滋賀の霊仙山で初めてのナイトハイク
30代後半  愛知県
4/1 6:58
滋賀の霊仙山で初めてのナイトハイク
0時に自宅を出発
滋賀は霊仙山へ向かいます。
眠い。

そう、今日はナイトハイクです。
鹿が横断しまくる真っ暗な細い山道をハイビームとフォグランプ全開で通り抜けて、廃墟と墓地を進みます。
あ、、、これ、、、早まったかも。
不気味すぎる雰囲気に早くものまれる。
落合駐車場へ2時前到着。
しかし、駐車場にはもう一台、ライトを付けた車がいます。
そう!今日は1人じゃない!
恵那山登山時に知り合ったお兄さんがナイトハイクばかりしているようなので、便乗ナイトハイク。
一人じゃ絶対無理。でもずっとやりたかった。
廃墟と墓地を横切り真っ暗な駐車場に着いた時点で、一人なら引き返していた自信はあります。

装備を整え、いざ真っ暗な森の中へ。
昨日はきれいな満月だったので月明かりで歩けるかと少し期待していましたが、厚い雲により月は全然見えません。
最初に沢沿いを何度か渉渡した時点で既に一人なら道分からず。
ただただお兄さんの後ろをついていく。
汗拭き峠まで来ると、前回通った道に交差します。
ここからしばらくは明瞭な登山道。

そして
だだっ広い山頂エリアに入ります。
神社神社!
鳥居と星空が見たい!
しかし
雲が分厚くて全然真っ暗。
後ろの満月は時折雲の隙間から出ますがすぐに隠れる。
草がモッフモフで気持ちがいい。
お兄さん撮影中、私は早くも諦めて月を眺めて寝転がる。
今夜は暖かくてとても気持ちがいい。

全力でゴロゴロした後、とりあえず経塚山を登頂。
その先にある避難小屋で朝陽が出るまで仮眠することにします。
避難小屋に行くのは初。
誰もいないと思い込み勢いよく中に入る。
が、仮眠室に一人いらっしゃいました。
私たちの入室で起こしてしまったようで、ガサガサと荷物を探る音が聞こえます。
申し訳、、、ありません、、、。
ベンチの上にマットを敷き、ザックを枕に寝転がる。
床の冷たさはマットで軽減されます。
それでも明け方は少し肌寒くて、眠れずスマホで下山後の温泉を探す。

そうこうしているうちに朝陽が昇る時間。
避難小屋の窓から外を見る。
雲の中に太陽がいるようだけど、、、ボヤーッとしたオレンジ色しか見えない。
だめだ今日は。
諦めて朝マックの用意にとりかかったその時、、、
あ!!
朝陽が出ました!
急いで、眠りこけているお兄さんをバシバシ叩いて起こす。
朝陽出た!!
皆、撮影タイム開始。

私は2.3枚撮ると、寒いのでさっさと避難小屋へ戻り中から窓越しの朝陽を見ながら朝マック。
私はマックグリドルが好きだったんですが、この間久しぶりに朝マックに行ったらメニューにマックグリドルがありませんでした。
なぜ!!
メープルの甘さとお肉の塩辛さが大好きだったのに。
今回はバンズをホットケーキで作りメープルシロップをたくさん染み込ませました。
具は入れすぎて食べづらい。
しかし美味しい。

朝陽がすっかり登りきり、暖かな太陽を背中に浴びて、次のピーク霊仙山へ向かいます。
下りてきた経塚山を登り返したくなくて、お兄さんに巻道を所望。
無理矢理トラバースしてだいぶまいてくれました。
そのままのんびり霊仙山登頂。
前回は強風で即下山しましたが、今日の風は穏やか。
のんびり景色を眺めます。

のんびり終わると、最後の最高点。
最高点も、モッフモフの草の上にザックを枕に寝転がって流れ行く雲を眺める。
暖かい。
最高だ。
ずっとこうしていたい。
しかし、向こうの尾根にこちらへ向かう人影を発見し出発を決める。
山頂は、譲らねば。

そこからは初めて通るルートで周回下山。
最初は岩岩な道がアルプスのようでテンション上がったり、岩の間に福寿草を見つけて撮影したりとウキウキでしたが、、、
な、、、長くないか?
岩パート。
そして徐々に急勾配な道へ。
これは、、、登りにしなくて良かった。
登り切るまで急な岩岩が見渡せる、心を砕きにくる道を、次から次へとたくさんの人が登ってきます。

え、、、こんなに駐車場のキャパ、あったっけ。
不安になるほどどんどん登ってくる。
そして数人のトレランナーが後ろから抜き去っていく。
トレランナー、、、同じ生き物だとは思っていない。
足の裏が痛くなる長い岩場を抜けて、やっとなだらかな土の道へ入る。
気持ちよく下山、、、が、ここもまあまあ長め。
やっと登山口に着くと、駐車場までの路肩が車で埋まっていました。
なるほど。
一歩間違うと転落するので、高い駐車技術が必要。
陽が登ったら私には駐車不可能。
恐るべし落合駐車場。

銭湯に入って帰りたいところですが、午後から用事があるので高速で直帰しました。


ナイトハイク
星空は見れなかったけど、夜空の中で寝転がるのもなかなか気持ちの良いものだ。
ただ、終始お兄さんにひっついて歩いたので、、、じゃあ次から一人でできるかと言われたらたぶんできない。
だって一人なら今回、道を6回は間違えたから。
あとやっぱり怖さに耐えられないから。
あー。楽しかったなー。
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コメント

60代前半  愛知県

4/2 12:44

10.  >>7 アヤさん
そやねー うちわで固まらずですね 人生一度きり楽しんだもん勝ちですねー

30代後半  愛知県

4/2 9:09

9.  >>5 戦線離脱さん
もちろん。
お兄さんは行きすぎて獣の匂いで何がどの辺にいるかわかり、、、
ほぼ鹿でしたが、暗闇で光る目が本当に鹿か確かめる瞬間が、怖かったですねー。

30代後半  愛知県

4/2 9:07

8.  >>3 WAX@ご無沙汰しておりますさん
私も一人ではできなかったです。

30代後半  愛知県

4/2 9:07

7.  >>2 フードコートさん
がっつり夜出発のナイトハイクはずっとやりたかったので、できて良かったです。
暗黙のルールはありますが、内輪で固まらずコミュニケーションが取れる人なら問題ないと思います。

60代前半  埼玉県

4/2 6:13

6.  >>4 アヤさん
お疲れさまでした。
行動力に感動しました。

70代以上  京都府

4/1 23:35

5. ナイトハイクなんて、。
絶対嫌!!
夜の山は動物達に所有権
お気をつけて

30代後半  愛知県

4/1 22:43

4.  >>1 おーさんさん
12時に家を出る時は
「だるい。眠い。行くのやめたい。」
と思っていましたが、素晴らしい体験ができました。

4/1 16:42

3. そんな時間帯にひとりで登山とか怖くてできないです。

60代前半  愛知県

4/1 7:59

2. おはよー お兄さんに付いていたとはいえ 良く行きましたねー 凄い。しかし山登る人達ってかなりいるんですね、暗黙のルールとかあって知ってる人と行かないと迷惑かけそう。

60代前半  埼玉県

4/1 7:04

1. 凄すぎ。
素晴らしいです。

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