10日ぶりのセックスは
もうしばらくの間していなかった
目隠しと手の拘束から

「身体の隅々まで触って欲しい」
「執拗なまでに責め立てて欲しい」
して欲しいことを
恥ずかしいと躊躇いながらメールで伝えていた
「直接聞かせてね」という返信をもらっていたから
部屋に入った時は緊張したけど
私から言う前に
私の望んでいた以上を施してくれた

視界を遮られて
手を動かせなくして
いつもよりどきどきしてる


ちゅう、と音を立ててクリトリスを吸われる
それもお願いしていたことだった
「小豆くらいの大きさだよ」
そうなんだ、それって普通なのかな
でも、もっと大きくしたい
そしたらもっと感じる事が出来るようになるかな


お願いしたことも
そうでないことも
あなたがしてくれることすべてが
嬉しくて
気持ちよくて
今までにないくらい沢山潮を吹いて
大きな水たまりが出来た


ひとつになって
どんどん昇りつめて
あんまり気持ちよくて
「怖い」と口走った
涙が滲み出た


2度目はお願いして
口に出して飲ませてもらった
「ちょっと間に合わなかった」
肩に少しかかったみたいで
拭おうとしてるのを止めた
身体にかけてもらうのも嬉しいんだよ
（顔とか髪へはちょっと大変そうだけど）

2度目の後、すぐにまたしてくれて
びっくりして、でも嬉しかった


腕枕でうとうとして微睡んで眠る
限られた時間に眠るのは
もったいないんだけど
今の私が欲しい眠りはここにしかない


別れた後
寂しくてすぐに会いたくなる事が多いけど
今日は違う
満たされて嬉しくて
その気持ちのまま
またあなたに会いたい

…会いたいのは一緒だね(^^;;

そう書いたメールの返事にあなたが
「余韻」とくれた
そうか
これは“余韻”なんだ


あなたはいつも
私が言葉を探し当てられない感情に
名前を与えてくれる
それはきっとあなたも
同じ気持ちを持っているから




いつもありがとう
大好きだよ