愛犬から学んだこと その1
犬の事を、人の最大の友達とは良く言ったものだと思う
あれは今からほぼ15年前の寒い冬のある日
当時僕は結婚していて、妊娠したXと共に犬を飼う事を決め、ネットで火事で家が焼け落ち、里親を探している広告を見つけ、フェリーを乗り繋ぎ、子犬探しに行った
その子犬達がいた場所だけれど、火事が起こったのはつい最近だったのだろう、まだ強く焼け焦げた臭いが残っていて、土は焼け焦げたすすでどす黒くぬかるんでいて、みんなドロドロだった
おまけに糞尿はそのまま
もの凄い匂いだった
きっとタミーのシャンプー嫌いはこの時から起こったのだろう
臭くて、臭くて、犬用のシャンプーで何回も洗うのだけれど、臭いが落ちない
洗われている最中、ワンワン、キャンキャン、出来る限りのエネルギーで叫びまくり、逃げ出そうと何回も引っかかれた
この時に出来た引っかき傷が僅かだけれど未だに残っている
しかし犬って、普通何匹の子犬を産むのだろう・・・
数を覚えていないけれど、10匹近くいたんじゃないかなぁ・・・
子犬たちは雑種で、ブラックラボとゴールデンリトリーバーに似た子犬たちだった
親はゴールデンリトリーバーと、雑種のブラックラボにボクサーが掛かった犬
タミーは耳が小さめで、毛がボクサー同様短い
けれど、見かけはブラックラボのような犬だ
みんな生後3ヶ月で活発で可愛かった
でも、その中で特に目を引いたのがタミーだった
この子は皆に挨拶して回り、とっても元気なのだけれど、なんと言うのだろうか
みんなに対して、みんな大丈夫って聞いて回っているように見えた
この子犬、ひっくり返してお腹を出しても、触っても喜んでいた ^^
この子、食べすぎでお腹がポッコリ出てて、ポンポコリン
生存競争が激しいため、食べられる時に食べられるだけ食べる生活を強いられていたのだろう
僕はこのお腹が出た状態からタミーと名前付けた
英語でお腹は tummy
でも、お腹って呼ぶのは可愛そうなので、 tammy (タミー)と呼ぶことにした
タミーは、火事に対する援助金と言う名の下で、$25(約2500円)で僕らに引き取られた
実は僕にとって動物を飼うのはこれが始めてだった
彼女にとり、全てが新しく、環境の変化に対応出来ず、始めは食べた物を吐いていた
でも、そんなの始めの数日
直ぐに僕らに馴れ、遊んで遊んでとせがむようになった
可愛いけれど、チョーヤンチャで、当時きっとタミーがいる間は床に座る事は出来ないのではないかと思った
ちょっとでもタミーが戯れることが出来る高さにいたら、ベロベロとなめられ、そのエネルギーは他の犬達と比べても群を抜いていた
あまりにもハイパーで、犬の調教をする先生にさえサジを投げられた・・・ ^^;
そう、僕は超オテンバ犬を飼う事になった
子犬の時のタミーは立ち上がってもベッドの上までは届かない
僕は、調教師から教えられた悪さをしたら、指と指の間をキュっと掴む(これが犬には痛いらしい)方法で、タミーを家具の上(ソファーやベッド)に上がらないように訓練し、これには成功した (未だにタミーは家具の上にはけっして上がりません)
でも、子犬が育つのは恐ろしいほど早い
約2ヵ月後(タミーは5ヶ月)、タミーは僕がベッドの端っこに寝てようものならば、ここはチャンスとばかりに僕の手足、顔を嘗め回すようになった ^^
これにはまいったね
ゆっくり寝てたくても、けっして寝ていられない
そして、ちょっと届かない位置(ベッドの中の方)に寝ていると、耳の側で最大限にでかい声でワン!とやる
これが鬼ごっこになり、タミーはこれが嬉しくて、僕が寝ていると必ず耳元で吠えるようになった・・・
も~、可愛いけれど、しばらく睡眠時間が不規則で目の下にクマが出来てたほどだった
<続く>
ここにタミーとの思い出を綴り残しておこうと思い書き始めた僕の初めての書き物です
誤字脱字、また変な日本語の言い回しがあるかもしれませんが、気ままな書き下ろしです
その点はご容赦下さい
コメント
2013/09/05 16:20
8. >ウルフ三茶パパさん
パパさん、こんにちは
コメントをどうもありがとうございます
タミーが有名犬? ^^;
パパさんと比べたら、とてもとても
タミーは私にとっては女神かな? (笑)
本当に辛い時、何時も寄り添っていてくれました
どれくらいタミーの事を書くか判りませんが、老衰して来ている彼女の今までの思い出を書き綴りたいと思います
返コメ
2013/09/05 16:17
7. >曼珠沙華さん
お久しぶりです
はい、大した事書いてないですが、覗きに来て下さい ^^;
返コメ
2013/09/05 16:16
6. >にしく みえさん
どうもありがとうございます
タミーとは切っても切れないです ^^;
返コメ
2013/09/05 16:15
5. >おこま〓さん
タミー、幸せだろうと思います
でも、今彼女をかまうのは僕だけ
タミー一匹を残して外出する事が多いのですが、一匹だと遠吠えをしているようで、やはり寂しいのだと思います・・・
あとどれだけ生きてくれるのか
最後まで大切にしてあげたいと思います
返コメ
2013/09/05 11:36
4. こんにちは。
多ミーの話を聞くと、僕は12才で亡くなったロクの事を思い出します。
彼との思い出、エピソードの数々は、一つ一つが宝石そのものです。
あいつは犬の形をした神様じゃなかったのかな‥ そんな風に思えるくらいです。
多ミーはワクワクでは、すでに有名犬。いっぱい書いて上げて下さいね。
返コメ
2013/09/05 8:16
3. お久しぶりでした。時々覗かせてくださいね。
返コメ
2013/09/04 22:07
2. 胸がキュンとしました
デトさんとタミー良い関係ですね
返コメ
2013/09/04 20:11
1. こんばんは。
きっとタミーは幸せでしょう~
おこまも犬が大好きでもちろん猫もです。
末永く元気でいてください。
返コメ