貴方を忘れない‥
私が生まれる前から
貴方はここで生き続けて
歴史を刻んできたのよね。
家族や周りの人々に癒やしの時間を
与え続けてくれました。
本当にありがとう。
生きているなら
必ず終りは来るって理解してても、
お別れのあの日は
涙が止まらず、
貴方を困らせたっけ?
あの日はごめんね‥。
まだ未熟な私を
貴方は慰める様に
柔らかな風が頬を通り過ぎてくれた。
今も
貴方を感じる。
暖かい
柔らかな
風を感じるたび
貴方を感じる。
ずっと
ずっと
忘れないからね。
もし私の肉体が滅びたとして
魂だけになった時は‥
1番に貴方に逢いたい。
わがままな私に
そっと微笑んで‥
《いいよ~1番に迎えに行くから。》
声が聴こえたの。
また逢えたら
今度は私が貴方を
優しく包んであげるね。
貴方を忘れない‥。