自由研究 国語(応用編)
せっかく48手を勉強したので
今度はその48手を全て入れて
作文をつくってみたよ
まあ
かなり強引だけどね
さあ!
イッてみよー( ´艸`)
抱き地蔵のように二人は寄り添い
浮き橋を通り過ぎたところで
立ち花菱の紋所が目印の
百閉という屋号の宿で休むことにした
椋鳥が鳴いている
その声は雁が首根っこを捕まえられて
喚いているようにも聴こえる
それにしても暑い
僕が鶯の谷渡りを見たいと言ったら
君は仁王立ち かなえてあげると
絞り芙蓉の着物をスルスルと脱ぎ始める
その姿は
脇をしめ 小股の切れ上がった艶女
そして
浜千鳥の曲に乗って踊り始めた君は
まるで獅子舞のようで
踊った後 櫓にまたがるように
僕の手を取り
いきなり
二つ 巴投げを見せた
不覚にも宙を舞った僕は
しがらみを感じながらも
したたかに床に頭を打ちつけ
いつの間にか正気を失っていた
ここは
何処だろう?
夢うつつで目を覚ます
目の前に浮かぶ窓の月が
遠くに見える深山を照らす
足元には菊一文字に乱れ牡丹
岩清水が気持ちよい
僕は立ち上がり千鳥足で歩きだした
ちょうどいい
目の前に手押し車がある
これで最大の難所鵯越えができそうだ
そう安堵したのも束の間
背後から叫びながら誰かが近づいてくる
その達磨返して!
仏壇返して!
こたつ隠れて!
なんのことやら
さっぱりわからない
敵か味方かすら
わからない
逃げるように早足で進んでいくと
目の前に鳴門の渦が広がる海に出た
そこに一人の仙人が
帆かけ茶臼の上に座っている
仙人は言う
海を渡るには
吊り橋と宝船があるが
どっちを選ぶ?
と
言いながら仙人は茶臼のばしの芸当を始めた
波飛沫が時雨 茶臼を濡らす
わけがわからない
ただこのままでは鵯越えの逆落としとなってしまう
背後からは謎の女の気配が濃くなる
本駒駆けて!
碁盤攻めて!
松葉崩して!
相変わらず
なんのことやらさっぱりわからない
女の手が僕の首にかかったので
僕は意を決して女を抱き上げ
燕返しを仕掛けてみた
女は抵抗する
こたつかがり!
…うっ…
梃子かがり!
…あぅっ…
撞木ぞり!
…く…くくっ…
見たことも
聞いたことも無い技を
立て続けにくらって
僕は目が覚めた
目の前では
艶女が立ち 松葉を口に咥えている
どうしたんだい?
お前さん
うなされてたけど…
さあ早く御所車に乗って
流鏑馬見に行こうじゃないか
何があったのかは理非知らず
手懸りは何ひとつない
夏の夜の
首引恋慕の物語
コメント
2019/08/06 23:13
9. >>8 ぽちこさん
りょーかぃ!(笑)
返コメ
2019/08/06 23:00
8. >>4 たろーラモさん
とりあえず
どっちも用意しとこうか(笑)
返コメ
2019/08/06 22:59
7. >>3 スミレさん
まあ…
要領がよろしいこと(//∇//)
返コメ
2019/08/06 22:58
6. >>2 宵っ張りの三日月さん
結構頑張りましたよ
久しぶりに(笑)
返コメ
2019/08/06 22:58
5. >>1 さなおさん
うん!
これ書いたときはね(笑)
返コメ
2019/08/06 11:57
4. アニキっ!
救急車ですかい
それとも
消防車ですかい!?
返コメ
2019/08/06 6:33
3. せっかく48手を勉強したので
と、夏の夜の 首引恋慕の物語
だけ読んだ…( ¯-¯ )
返コメ
2019/08/06 2:06
2. 。。。よく出来ました〓
ってか、ホント強引なストーリー!(๑´ლ`๑)フ°フ°〓
返コメ
2019/08/05 23:37
1.
大変良く出来ました
てか
ポチやんも暇なんけ?(笑)
返コメ