隠れ鉄道ファン ~「聞き鉄(?)」U助
私は鉄道好きである。
マニアというほどではない。
旅先でローカル線に乗り窓から見える景色を楽しむ、そんな程度だ。
先週は久しぶりの東京出張だった。
2泊3日の短期間、日程が詰まっていて自由時間は少ない。
空き時間に少しでもアダルト系で活動しようと企んだ私は歌舞伎町に宿を取った。
しかし、準備周到なときに限ってその必要ないほど幸運に恵まれるのが世の常…
ホテルにチェックインしてワクワクを開き、最初にメールを送った子とアポ成立、
しかも会ってみたら大当たり、新宿に着いて1時間で所期の目的を達成してしまった。
あまりにも上出来な出会いだったので詳細を書くのは避けておこう。
(等身大の日記を目指すU助としてはマグレ当たりの幸運を自慢したくないのである)
夕食を取ってホテルに戻ったのは夜の9時前だったのだが、日中の疲れもあったのか、窓の下に電車の音を聞きながらビールを飲み始めた途端に心地よい眠気がやって来て、私はそのまま眠ってしまった。
寝たのが早かったせいか私は朝の4時過ぎに目を覚ました。
近くのコンビニに飲み物を買いに出ると、路上に若い女の子がたむろしている。
外はもう朝の明るさなのだが、交差点ごとに立ちんぼがいるのは不夜城新宿ならではなのだろうか。
案の定「オニーさん、スッキリしませんかぁ?」と外国訛りの日本語で話しかけてくる。
私は「コーラ飲んでスッキリさせるから結構です」と振り切ったが、
ホテルに戻ったときには完全に目がさえてしまった。
この時間に目がさえてしまうともう一度寝るのは容易ではない。
だが朝の5時ころに始発前の回送電車が走り始めると、不思議なことにまた心地よい眠気がやって来て、私はすぐにまた眠ってしまった。
このホテルはさほど静かではなく日中は窓の下をひっきりなしに電車が走っているのだが、なぜか不思議とよく眠れる。
ふと思い出した。
私は子供のころ線路のすぐ近くに住んでいた。
夜に布団に入るころ、近くを列車が通り、カタンコトンという音が少しずつフェードアウトしながらいつまでも響いている。
この単調なリズムを聞いているうちにいつの間にか眠ってしまう、そんな幼少期の記憶が関係しているのかもしれない。
私はゴム車輪の札幌の地下鉄や東京モノレールに乗っても楽しいと感じることはない。
だが不思議なことに千歳線でも山手線でも鉄路の旅は心地よいと感じることが多い。
最近は鉄道ファンにも「撮り鉄」などいろいろなジャンルがあるらしいが、私は鉄路の音が好きな「聞き鉄」なのかもしれない。
ということで、せっかく歌舞伎町の一角に陣地を構えたものの自陣の利を活かすことなく、ホテルに滞在した時間の7割を寝て過ごしたU助である。
それでも眠る合間にときどきアダルト系でやり取りして、寝ぼけ頭に敵の正体を輪郭だけ見ることができたので、それを蛇足ながら続編にするつもりだ。
コメント
2018/06/12 8:07
4. >>3 橘さん
おはようございます。
今回ばかりは自分でもすごい強運を感じました。
ただ、きっとここで今回の運を使い果たしたのでしょう。
その後がさんざんでした(^^;;
返コメ
2018/06/12 2:07
3. 出張先でワクワクで女の子とアポ取りをするのは地元で探すより激ムズかと思いますが…ラッキーだったとはいえ初回で当たりを引ける強さは強運を感じます。その勢いのまま西銀座チャンスセンターで宝くじも買えば更なるラッキーがあったかもしれませんね。
返コメ
2018/06/12 0:27
2. >>1 ウルオさん
こんばんは
何となくわかっていただけて嬉しいです。
高級デリ嬢を呼べば当たりが来るらしいのは同僚から聞いていましたが…
それでも冒険を求める無謀なU助なのでありました(^^;;
返コメ
2018/06/12 0:00
1.
どこのホテルか
何となくわかりますが
もしあそこなら
デリヘル呼べば当たりは来るんですけどね
それでもわくわくで出会うU助さんに
漢を感じました
いやマジで
(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)
(ニヤリ)
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