相変わらずアダルト出会い運の低調なＵ助である。
６月に東京で大当たりを引いたものの、札幌では日記のネタにこと欠くほど不調が続いていた。
そんな中で先日久しぶりにアポを取ることができた。

私はもともと他の男性が活動しないような暴風雨、猛吹雪に出撃するのが得意だったのだが、今回は震災が後押ししてくれたのかもしれない。
さすがに地震の直後は目が回るほど多忙だったが、停電以外に大きな被害がなかったこともあり、発生後数日で閑職の窓際族U助に戻っていたのである。
まだコンビニの棚はスカスカ、ガソリンスタンドには長蛇の列、という時期ではあったがアポ取りに支障はない。
相手の女性は細身の20歳、待ち合わせは郊外の住宅街、条件は高かったが男性過多の現在の札幌で多くを望んではいけない。

会ってみると去年も会った業者の子だった。
顔立ちはきれいだが体型はズングリ、愛想が悪くエッチもマグロ、あまりよい印象はない。
ただ、昨年に比べると２回りくらいスリムになり、顔立ちもグッときれいになっていた。
挨拶も好感度アップしていたので、私は再チャレンジしてみることにした。

道中の車内でも会話が弾むというほどではないが、そこそこにはつながる、沈黙の重い空気にならないだけでも格段の進歩だ。
去年会ったときには胸もおしりも小さい上にお腹だけポッコリと出た残念な子ども体型だったのだが、服を脱ぐと別人のようにシェイプアップ、十分にきれいと言える細身体型に進化していた。
エッチそのものはさほど進化していなかったが、仏頂面のマグロからきれいな笑顔のカメラ目線へと向上していただけでもよしとしよう。

長年ワクワクでいろいろな女性と繰り返し会っていると、このように年とともに格段に進化する女性は少なくない。
よく「鬼も十八」というが、日本人女子の高校時代は多くの場合「色気より食い気」の食べ盛り、18歳になった時点ではおなかポッコリ体型が多いものだ。
大人になって美容や体型に気を使うようになった20歳の方が18歳よりも美しくなっていることの方が多いのだ。

そしてアダルトな出会いではとかくデビューしたての若葉マークに人気が集中するが、これも実はある程度経験を積んだ女の子の方が会って楽しめるものだ。
実は番茶も葉の開き切っていない出花(一番茶)よりも茶葉にしっかりと水分が通った二番茶の方がおいしいのは煎茶と同じらしいので、番茶も「出花」ではなく「二番茶」がおすすめだ。
「鬼も十八、番茶も出花」とは若い子好き、新鮮な子好きの男目線のことわざだが、現実の出会いにはそれを求めすぎない方がよい。
今回はその好例となるような出会いだった。

※ １枚目は昨年、２枚目は今年、体型の進化が最もよくわかる写真を選んだ