先日、久しぶりに東京に出張した。

かなりタイトなスケジュールだったのだが、札幌で悲惨な状況が続いていたこともあり、空き時間に活動してみた。
アダルトの募集は相変わらず一行広告系ばかり、見るたびに過激さを増している。
「処女だけど中に出してぇ」のような過激を通り越して「誰が信じるんだ？」と突っ込みたくなるような書き込みまである。

あまりに馬鹿げた書き込みにメールを送るとさらに馬鹿げたお話につき合わされるのは前回経験済み、
なので、今回はタイトル「歌舞伎町で」本文「会えますか？」のような単文系を狙うことにした。
同じ業者なら長ったらしく馬鹿げたお話につきあわずに済む方がマシ、と考えたのだ。

ローラー作戦３件目くらいで返信が来た。
「いーですよ…」
募集も単文系なら返信も単文系、というより脱力系に近いがOKが取れただけでもよしとしよう。
私が歌舞伎町のホテルに滞在していることを伝えるとホテルまで来てくれることになった。
最近は札幌が高相場なので、東京でもラブホ代を浮かせると出費はほとんど札幌と変わらない。

来てくれたのはプロフ通りスレンダーな女の子だった。
顔立ちも悪くなく私は彼女を部屋に招き入れた。
が、上着を脱いだ彼女は肘も膝も節張っている。

おしりにはほとんど肉がなくおしりの穴がむき出しになっている。
こちら向きになると陰毛がまばらにしかはえていない。
以前どこかで拾い読みした「栄養失調の指標」みたいなことを思い出した。

たしか立った状態でおしりの穴が見えるのは極度の栄養失調、
そして極度の栄養失調になると体毛が抜け落ちてしまう、
そんなことが栄養失調の指標だった。

目の前にいる彼女はまさしくそれに該当する。
残念ながら私には許容範囲外だ。
だがすでに全裸になって顔を真っ赤にしている彼女をキャンセルするわけにはいかない。

「すごいスレンダーだねー」とお世辞を言いつつ写真に収め、頑張って抱いてみた。
このときの感触をなんと言えばいいのか、「陰部がソケットになっている」、そんな印象だった。
アソコ自体の挿入感は普通の女子と変わらないのだが、
土手の部分は骨と皮だけ、太ももは遠く離れ密着感はゼロ、
ソケット状になったアソコに竿を差し込んで点で合体している、
そんな感覚だった。

もちろん彼女に非はない。
私は彼女に丁重に感謝して別れた。

これは私にとって最も細身の女の子とエッチした体験となった。
本来私は細身の女の子が好きなのだが、過ぎたるは及ばざるがごとし、
この言葉がピッタリ当てはまる、そんな出会いだった。

※ 胸は恥ずかしがってやや前かがみに両腕ではさんで締めているので強調されているだけ、実物はさほどでもない