十年一日のサラリーマン人生
50代後半  北海道(道央)
2019/03/30 21:22
十年一日のサラリーマン人生
多くのサラリーマンにとって年度の変わるこの時期は異動の時期だ。
私は現在の職場に勤めて十数年、異動とはほぼ無縁の人生になってしまったが、それでもこの時期になるといろいろなことを思い返す。
「十年一日」という言葉がある。
10年のような長い期間をずっと同じ1日であるかのような変化のない生活を送ることを意味する言葉だが、私の最近10年間をそのまま表しているかもしれない。

10年前と同じ職場に通い、年収は1割も増えず、1人の時間は主にワクワク、全て十年一日。
今から振り返るとヘソクリがセブン銀行になり、最近また音楽を聴くようになるなど細部には変化もあるが、暇ができればワクワクを漁る基本は変わっていない。

その10年前を振り返ってみると、ワクワクで大きな変化があった。
出会いサイト規制法の改正だ。
利用者の年齢確認が厳格になり、身分証のない人は事実上締め出されてしまった。

学校へ行かず、免許ももたず、保険証ももたずに家から飛び出て来た、ワクワクにはそんな女性が少なくない。
自分で年齢認証できない女性の多くは「業者」に取り込まれることになった。
この法改正を機にアダルト掲示板は8割が業者という状況になってしまった。

折からのリーマン不況と売り上げにしか関心のない業者の台頭により、札幌のアダルトはこれを機に相場が崩壊してしまうのだが、当時のことを振り返ってある偶然に気づいた。
2009年当時の私の相場は「2」だった。
その後相場の下落に合わせて「1.5」がメインになり、一時期はさらに下落した。

それが2年ほど前からの好景気のため「2」でも会うのが難しくなり、メールするたびに叱られたり励まされるようになったのは前の日記の通りである。
今年になって反騰現象が少し落ち着いてきたのか、「2」で私の求める出会いがまかなえるようになって現在に至る。
ちょうど10年を経て「2」から「2」に回帰したのは私にとって不思議な奇遇だが、実は自分にとってはこのあたりがベストなのかもしれない。

私は次の10年で定年を迎える。
ただ、次の10年の早い段階でワクワクの出会いからは引退、それに変わる楽しみを見つけ、きっと次の10年は十年一日とは行かないことだろう。
そんなことを考え、この10年間を十年一日のごとく過ごさせてもらえたのは幸甚に尽きる、ということなのだろう。
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コメント

50代後半  北海道(道央)

2019/03/31 6:40

2.  >>1 スザクさん
おはようございます。

人生というものは振り返ってみればあっという間のことのようです。
平和を感じながらたまに刺激を求める毎日、もうしばらくのんびりと続けてみます(^^;;

40代半ば  北海道(道央)

2019/03/30 23:28

1. 長い人生も振り返ればあっという間のような、そうでもないような(゚_゚)
平和な日々を送れる幸せと、少しの刺激を求めてのワクワク活動ですねー

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