この時期、ワクワクを眺めていると感じること。

とにかくエッチしたいとつぶやく男、
お金が欲しいとつぶやく女、
もちろん、これだけならこの時期に限らない年中行事だ。

お金が欲しいとつぶやく女に説教コメを入れる男、
やりたいだけの男をボロクソに言う女、
つぶやきコーナーでこの対立の構図が目立つ、これは毎年春の風物詩だ。

冷静に考えれば、ある人がエッチしたいとつぶやき、ある人がお金が欲しいとつぶやく、言うだけならその人の自由、他人に説教されるほどのことではない。
つぶやきコーナーにはエッチしたいとつぶやく女もいればお金が欲しいとつぶやく男もいる。
エッチしたいとつぶやく女には「じゃあ俺が」と立候補する男はいても、それを非難する男はまずいない。
お金が欲しいとつぶやく男は説教されることも非難されることもまずない。

この４通りの中で非難されるのはやりたいだけの男とお金が欲しいだけの女、この２種類だけだ。
エッチしたい男とお金が欲しい女は両者の利害が一致すればお互いの欲求を満たすことが可能だ。
エッチはしたいが見返りは出さない、お金は欲しいが見返りは出さない、この両者の間に接点はない。

本来なら接点のない人たちはやり過ごせばよいだけであり、あえて対立までする必要はない。
私は学生時代に援交をもちかけられたことがあるが、断ればよいだけのことであって相手を敵視する必要もなければ対決する必要もない。
円満に解決しておけば後で思わぬ収穫があったりもする(2018年1月の日記「図書館で出会った制服女子」)

なのになぜ接点がないだけの相手と対立しようとするのか、相手が「目障り」だからだ。
自分の欲求が強くなれば、その欲求と相容れない相手の存在が不愉快になる。
春になるとこれが目立つのだ。

春は男の発情期、という意見も一部にはあるが実は動物としてのヒトに発情期はない。
イヌのように年に２回しか排卵しない動物はその時期に繁殖しなければ種が絶滅してしまう、だから本能に発情期がプログラムされている。
月に１度排卵するヒトにわざわざ発情期などを設定する必要はない。
事実ヒトの誕生日は年間ほぼ均等に分散しており、生殖活動も年中均等であることが自明である。

一方、春はヒトを含む多くの動物にとって冬ごもりから行動を拡大する季節だ。
多くの動物は春になると行動的になると同時に多少なりとも攻撃的になってくる。
生理的に気分がソワソワして落ち着かなくなり、何かに駆り立てられる、そんな情緒になってくるらしい。

そのはやる気持ちが自分の欲求を高め、相容れない存在を目障りにさせる。
その対決する構図は傍観者の立場で見ているとある意味微笑ましいとも言えるが、当事者にとってはそうではなかろう。
対立し対決することは敵を増やすということ、自分の理にはなるまい。

春になってソワソワしてきて、そのソワソワがイライラに変わりそうなとき、１人でもこの日記を読んで欲しいと思い、駄文を弄してみました(^^;;