札幌では雪まつりが開催されているが、ちょうど時期が重なるように大雪に見舞われた。

雪まつりに大雪が重なるのは実は珍しい。
今年はコロナの影響で観光客も少なく、会場は圧雪で歩きやすい。
今年雪まつりを見に来た方は普段以上に充実して楽しめることと思う。

札幌市民の感覚として雪まつりは冬の折り返し点だ。
今年は1月まで雪が少なかったが、例年なら雪まつりは積雪期間のほぼ中心に位置する。
その冬の折り返し点を迎えやっと少し冬ごもり体制を得たＵ助である。

冬ごもりと言っても定期を２人抱えていれば貯蓄は進まない。
ただ積極的に新規獲得には動かず、気の向いたときに募集を出す程度なので気持ちには余裕がある。
先月の末、気まぐれに他サイトで募集を出してみた。

すぐに返信が来た。
昨年の10月怪進撃の1人、パパ活10代女子だった。
顔立ちは悪くないがややポチャに近い体型、抱き心地はよいが再会するには悩むところだ。

そこで「少し考えさせてください」と返信を送ったところ、すぐに「イチゴでいいので会ってください」と返してきた。
自分から条件を下げてくるあたりは良心的な業者さんなのかもしれない。
プロフを見ると私と会った後、このメールの数日前にも「パパ活」の募集を出している。
本文でも「体の関係抜きのパパ」を希望しているようだ。

これは興味深い。

私はまた会ってみることにした。

業者であっても女の子であることに変わりはない。
数回会って打ち解ければおしゃべりになりいろいろな話を聞かせてもらえる。
10月に会ったときはカメラを向けると緊張していた彼女も、２度目の今回は本来のおしゃべり好きになっていた。

「パパ活、ってか私もともと裏オプ狙いだから」

話を要約すると、彼女は２年ほど前からツイッターでパパ活をしていたとのこと。
数年前に一世を風靡した「JKリフレ」などと同じく、裏オプ目当ての男と会うことが目的だ。
規制の厳しくなったツイッターでアダルトな出会いを求めるならパパ活が最も有利なのだそうだ。

ただ、最初は良かったものの後が続かない。
ややポチャ体型で「若いこと」以外に売りどころがなかったこともあるのだろう。
裏オプ目当ての男が一巡すれば二巡目はない。

裏オプの「匂わせ」ツイートをすると、すぐにアカウントが凍結される。
別のアカウントで再登録しても来るのは前にも会った男ばかり、２年越しに「17歳」で通じるはずはない。
そんな事情でツイッターから出会いサイトに流れてきた。

だが、18歳以上を前提とした出会いサイトでは裏オプは使えない。
アダルト掲示板であえて「裏」にオプションを用意する必要はない。
もうすぐ20歳になる彼女には多くのライバルがいるためここでも苦戦。

活路を求めアダルト路線に変更、その果てに鬼畜Ｕ助のもとに…ということらしい。
それでも「過去の栄光」を捨て切れずときどきここでもパパを募集、成果は「きかないで…」とのことだった（笑

おそらくこれが出会いサイトではなかなか出会えない「パパ活」のもう１つの顔だ。

見返りなしにお金だけを求めるパパ活、見返りのある出会いが可能な出会いサイトで毛嫌いされるのはある意味当然だ。
これほど男たちに嫌われているのにパパ活が一向に減らないのは、その裏にパパ活を求める男がいるからだ。
出会いサイトでは不人気ナンバーワンのパパ活女子もところ変われば品変わる。

出会いサイトでは見られないもう１つの顔を知ることで少し「パパ活」の全体像が見えてくることだろう。

※ 写真は10月に会ったときの彼女、２度目に会ったときの写真はまだカメラの中(^^;;