以前の日記に引き続き新規の出会いから遠ざかっているＵ助である。

そのため新規の出会いネタはないが、代わりに時間のゆとりはできたので、またポツリポツリと日記を書いている。
たまにマジメな日記を書くと思わぬ猛攻撃を受けたりするので、きっと私には不向きなのだろう。
空っぽな頭と無節操な性格そのままの下品なエロ日記でも書いてなさいというお告げなのかもしれない。

先日、日記のコメント欄で少し口論になった。
傍から見ていた方にはいささか不快だったかもしれない。

私は今の安倍政権では若者を中心に就職率が改善しただけでも十分な成果と考えたのだが、人によってそうではないらしい。
それだけでよしとしてはいけないという意見と対立になったのだが、これは価値観の違いでありどちらかが正解というものではない。
お互いに考え方、価値観が違えばやり取りは平行線、決着がつくことはなかった。

いつの時代でも政策や公約というものは「絵に描いた餅」であることが多く、全てが実現されることはおよそあり得ない。
いくつか政策や目標が掲げられ、そのうちいくつかが実行される。
実行されたうち部分的にでも達成されるのはごく一部だ。

ここでふと思った。

政治や経済に限らず、いくつかの目標が示され、そのうち一部でも達成されれば満足する人は現状肯定派、保守的になりやすい。
より高い達成度を求める人は現状否定派、改革派になりやすい。
ここで言う保守/改革とは政治用語としての保守/革新とは異なるが、この意味では私は万事「保守的」な人間だ。

職場では必要とされる10の素養/能力のうち3つを備えている部下はそれでもう合格だ。
私の職場は慢性的に人手不足なので、不満な点があるからといって簡単に切るわけには行かない事情もある。
我慢して使っているうちに少しずつ成長して5年後には中心的な戦力となっている部下も多いので、これでよいと私は考えている。

昨年家族でロンドンに行った際、観光スポットの１つ、ウエストミンスター宮殿(国会議事堂・ビッグベン)は改装工事中だった。
私はそのことを知っていたが、夏休み日程が決まった時点で空きのあるツアーが他になく、他にどこか見どころがあればよしとして出かけた。
改修工事が終わる今年は旅行どころではなかったので、これは大正解だったと思う。

ここでの出会いは際たるものかもしれない。
「貧乳でもウエストラインがきれい」
「ややポチャだけど胸だけは大きい」
「メリハリのない体型だけど抱き心地はいい」
会った女の子にどこか１つでも満足できる点があれば、それだけで「会えてよかった」の合格点を出してしまう。
ここでの出会いは多くを望むと叶えるのが難しくなる。
一点買いで満足できるＵ助は出会いサイトに向いているのかもしれない。

理想が高いこと、目標に向けて妥協しないことは悪いことではない。
だが他者に厳しく臨むなら自分にも厳しくなければ整合性が取れない。
自分には厳しくできないＵ助にとって「自分にも他人にも甘い」のは自分にできる唯一の整合性である。

また妥協点を低くしておけば多くのことが合格となり、小さなことでも満足が得られるようになる。
何より自分に厳しくせずに済むので、お気楽なぬるま湯人生を送ることができる。
ということで脳内お花畑の保守脳Ｕ助のお話でした(^^;;