最近「おうち時間」が増えたこともあり１人でゆったりと音楽を聴きながら過ごす時間が増えた。
自分の部屋でPCに小型スピーカーを接続するだけの安直オーディオだが、Ｕ助にはくつろぎのひとときである。
リビングに行けばONKYOのオーディオセットがあるのだが、ここで音楽を聴いているといつの間にか家内が隣にやって来てはしゃべり出すと止まらないので全くくつろぐことができないのだ。

そこで自室にこもってPCで音楽を聴くことにしたのだが、これが案外いい。
オーディオは高音質にこだわるとキリがないが、２つで１万程度のPCスピーカーでもそこそこの音質は得られる。
私が使っているのはヤマハのNX-B55というスピーカーだが、小音量でゆったり聴くには十分である。

選曲はPC画面の曲目リストをクリックするだけ、気が向くままに目に止まった曲をかける。
今夜は学生時代によく聴いたレベッカの「フレンズ」、桑田の「悲しい気持ち」
目を閉じて聴いていると当時の思い出が浮かんでくる。

桑田つながりで「悲しい気持ち」から「ミス・ブランニュー・デイ」に切り替える。
当時の私にとって悲しい失恋ソングだったはずなのだが、その失恋相手が思い出せない。
なにしろ当時の私は年に10回以上失恋する「失恋王」だったのでいちいち思い出せないのだ。

思い出せない記憶を追求するのはやめにして、音楽に戻る。
今度はイーグルスの「ホテルカリフォルニア」、クリストファー・クロスの「Arthur's Theme」（日本語の題名は忘れた）
独身時代にはサンスイのアンプにダイアトーンのスピーカーをつないで自分としては本格的に聴いていたつもりだが、今のPCスピーカーもボーカル部分では負けていない。

PCスピーカーは直径5～8cmの小型のものが多いのだが、実はこのサイズは人間の声域を再生するには最も適している。
テレビのスピーカーにこのサイズが多いのもそのためだ。
低音部の迫力は出ないが、バスレフで低音を増幅してくれるので歌を聴いて楽しむにはこれで十分だと思う。

そして、少し眠くなってきたところでカラベリのジェットストリームからエーゲ海の真珠。
なにしろ無節操なＵ助のこと、PCのライブラリには5000曲以上を収録してある。
気の向くまま、思いつくままに好きな曲を聴けるのもPCオーディオの楽しみである。

つまらないことにも喜びと満足を見出すＵ助の閑話休題日記でした(^^;;