札幌アダルト観察日記
50代後半  北海道(道央)
2021/03/26 22:49
札幌アダルト観察日記
東京では桜が開花したらしいが、札幌の3月は雪解けの季節だ。
札幌の3月は東京の1月よりも気温が低くまだまだ春とは言えない。
それでも日差しには少し暖かさが感じられる「陽春の候」というあたりか。

その陽春の中、巣篭り冬篭りを続けるU助である。
もちろん完全に閉じこもっているわけではないのだが、収穫と言えるほどのものはない。
先日も素敵な脚線美に惑わされて出かけては、脚線美の上に風船を載せたような体型の女性と出会って、全力で退却してきたところだ。

そんなわけで普段は穴倉から掲示板を眺めるだけの毎日だが、掲示板を見るだけである程度の様相はわかる。
20代女性の募集を順に10件見ると
①「見た目には自信があります」が4人、
②「ポチャだけど気にしない人」が3人、
③ そして日本語がおかしい募集が2人、
中の女性が何人いるのかはわからないが、要は業者さんもその3軒しかやってないということだ。

業者さんは女性1人にいくつものアカウントを作って使うので、投稿数ではなく、パターン数を数えるとわかりやすい。
業者さんも24時間年中無休で営業しているわけではないので、時間帯によっては掲示板がポチャさんばかりになったりする。

最近になって少し様相が変わってきた。

たまに「イチで」のように安値をタイトルにする一群が出てきた。
毎日募集しているわけではないので、おそらくまだ一軒か二軒しかやってないのだろう。
私はこの一群とは出会えていないので内情はわからない。

この現象は以前にも見かけたことがある。
リーマンショック前、景気はよくなかったが不況というほどではない、そんな時期だった。
消費が頭打ちになるとディスカウント路線が成功する、これが経済のセオリーだ。

モノがどんどん売れているうちは安売りなどする必要はない。
こういうときは「ルックスに自信あります」のように高級路線を目指すのが正解だ。
バブル期の高級品指向がその典型だ。

そのバブルがはじけると世の中はディスカウントショップだらけになった。
人々の購買意欲が低下すれば「良い物が欲しい」ではなく「使えればなんでもいい」に変わるからだ。
気がつけば日本は「どこに行っても百均がある」、そんな国になった。

もちろん1例を見てすべてを論ずることはできない。
だがこれまで経験した限りではアダルトな出会いには市場経済の原理全てが凝縮されている。
もしかすると業者さんには経済学のエキスパートが多いのだろうか。
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コメント

50代後半  北海道(道央)

2021/03/27 9:42

2.  >>1 ウルオさん
サイトの業者さんは市況に翻弄されているのか見切りが早いのか、ときとして世間以上に市況に敏感に思えることがありますね。
札幌はマーケットが小さいためか、一斉に高級路線に向かったり逆に価格破壊を起こしたりします。

単純でストレートな「今から会える人いますか?」の子が当たりだったことは多いですが、掲示板がこれ一色になると選びようがなくなるのが難点です(^^;;

50代後半  岐阜県

2021/03/27 0:04

1. 

『神の見えざる手』という学生時代に習った言葉が頭に浮かびました

市況というあたかもありそうに思えるものに

様々な業界は翻弄されていくんですね

でも、やっぱりぶれずに一つのことをやり続ける業績には

敵わないのだと思うんですよ

そういう意味では単純でストレートな

『今から会える人いますか?』

なんてのが当たりだったりしますよね(苦笑)

(ニヤリ)

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