女性は自分の身体のどこかしらｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽを抱いていることが多い｡
多くの場合は目や鼻の形など顔の部品に対するものであることが多いが､身体に対しても同様だ｡
それは胸であったりｳｴｽﾄであったり人さまざまだが､顔は普段から他人に見せるものであるのに対して､裸の部品は普段他人にはみせないものだ｡
それゆえ身体の部品に対するｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽはｱﾀﾞﾙﾄな出会いでは普段とは違う形で現れることがある｡

先日20歳の女の子と会った｡

たぶん業者の女の子だろう｡
ﾌﾟﾛﾌでは身長155～159なのに実物は私と同じくらい（169cmとのこと）
ﾒｰﾙでは｢撮影は全然平気｣と言っていたのにﾎﾃﾙでｶﾒﾗを向けるともう顔を真っ赤にしている｡
ｼｬﾜｰも恥ずかしいから別々にと…少なくともこの子がﾒｰﾙの主と同一人格とは思えなかった｡

ｼｬﾜｰから戻ってきた彼女を写真を撮る｡
背の高い彼女は学生時代ﾊﾞｽｹ部にいたとのことで上半身は細いが下半身はがっしりしている｡
胸は大きくなくｳｴｽﾄも細いがﾋｯﾌﾟﾗｲﾝは巨大だ｡

裸を見せてとお願いするとﾊﾞｽﾀｵﾙを落とし彼女は両手で胸を隠す｡
陰毛が薄く大事な部分が覆われていないが､それよりも胸の方が恥ずかしいのだろう｡
胸を見せてもらうまでにやや時間がかかったが､胸は小さいながらかわいらしい｡

いろいろなﾎﾟｰｽﾞを取ってもらううちに不思議なことに気づいた｡
彼女は決して後ろ向きにならない｡
｢おしり大きくて恥ずかしいから…｣
と言いながら彼女は｢月の公転｣のように私に正面を向けたまま平行移動しつつﾍﾞｯﾄﾞに入った｡

私はｶﾒﾗを手持ちで頭上にかざしてﾊﾒ撮りするので､ﾊﾒ撮り写真はどれも下半身が大きく写る｡
もともと上半身が細く下半身ががっしりした彼女はそれがさらに強調される｡
腰まわりが大きいのでｴｯﾁのときかぶさると膝が浮きそうになるが､その分密着感は上々だ｡

ｴｯﾁの後で彼女が立ち上がったﾁｬﾝｽに彼女のおしりを写真に撮った｡
彼女は不意をつかれ悲鳴を上げた｡
彼女のヒップは私よりも一周り大きい､1ﾒｰﾄﾙ以上は悠にあるだろう｡
細い上体に比べｱﾝﾊﾞﾗﾝｽに巨大なおしりはまたそれなりにｾｸｼｰである｡
私は正直にそのことを伝えた｡

こちらを向いた彼女は顔を真っ赤にして涙目になっていた｡
｢こんなﾊﾞｶﾃﾞｶいおしりがいいなんて変な人だね｣
そう言いながら彼女は少しはにかみ笑いをしてｼｬﾜｰﾙｰﾑに消えていった｡

彼女にとって大きすぎるおしりはｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽ･ﾊﾟｰﾂだったのだと思う｡
けれど男にとってはいかに理想的なﾌﾟﾛﾎﾟｰｼｮﾝであれ規格ｻｲｽﾞのﾅｲｽﾊﾞﾃﾞｨと会うだけではおもしろくない｡
たまにはこんな愛すべき下半身ﾃﾞﾌﾞちゃんとｴｯﾁするのも悪くはないものだ｡