長年ﾜｸﾜｸをやっているとたまには援抜きで会える子もいる｡私の場合は５年間で５人､ｴｯﾁまでできたのは３人だ｡一方でこの５年間で援で会った女の子は140人くらい､3/140と考えればひどい確率だがこれは数値のﾄﾘｯｸ､援は予算さえあればいくらでもできることだから､年１人と考えれば私の年齢では十分な戦績と思う｡

ただいくら私の身に余る戦績であれ､年１度あるかないかの火遊びではもの足りない｡ここで､ならば出会えた子をｷｰﾌﾟすればいいだけじゃないか？､という疑問が生じるかもしれない｡
ここからが本題なのだが､援抜きで会えた子をｷｰﾌﾟするのは援抜きで会うことよりもずっと難しいのだ｡

援抜きで会うということはその関係はﾌｨﾌﾃｨ･ﾌｨﾌﾃｨ､一度会えたからといって二度めに会ってもらえるとは限らない｡ﾜｸﾜｸの中の男は私だけではない｡中には私より若いｲｹﾒﾝも多いだろうし､話の盛り上がる男も多いだろう｡女の子は私を選んだのと同様の気まぐれで他の男を選ぶことができる｡実際､私の場合も出会えた５人をｷｰﾌﾟする努力はしたのだが､最長で３ヵ月､５回ﾃﾞｰﾄしただけだ｡

今も援抜きで相手を探していそうな書き込みはよく見かける｡ただそこに殺到する返信数は10通を軽く超えることが多い｡10倍を超す競争率を勝ち抜いて自分が選ばれるのは難しい｡そして､年に１度くらいﾏｸﾞﾚ当たりをｹﾞｯﾄしても今度はそれをｷｰﾌﾟするのが難しい｡

そして､援抜きを一人ｹﾞｯﾄするために消費するﾎﾟｲﾝﾄはたぶん援で一人をｹﾞｯﾄできる額を大幅に超える｡援抜きの出会いには今でも魅力は多いが､最近は援が手頃になったこともあり私は援抜きはほとんど挑戦しなくなってしまった｡

援抜きの出会いは経済的に余裕のある人が主義として楽しみとして探すのであれば大いに結構なことだと思う｡確率が低い分撃ち当てたときの喜びも絶大だ｡
しかしながら､援をするには予算が不足､あるいは金がもったいないという理由で援抜きを探すのは結局のところ多くの場合金と労力を消費するだけの結果になってしまうことと思う。
そのうちにポイントを買うのがばかばかしくなってプロフに「全然会えないのでもうポイントは買いません」と書いてみたり、女性の伝言板にへばりついて物笑いの種になるのがオチだ。

今日もﾜｸﾜｸには援の募集が多いこと､援抜きで会える子が少ないことを嘆く男の日記が多く並んでいるが､彼らはそのあたりの事情をどれほど認識しているのだろうか｡